AIで悪魔崇拝と児童ポルノが融合? エクソシスト170人が警告する“悪魔崇拝AI”の台頭

カトリック司祭をはじめあらゆる宗教的背景を持つ170名の宗教家がイタリア・ローマにある教皇庁立大学に集結した。同大学で開催される1週間の“エクソシスト講座”で共有されたのは近頃急速に台頭してきた“悪魔崇拝AI”の理解と対策であった――。
■悪魔崇拝と児童ポルノがAIで融合
カトリック司祭、イマーム(イスラム教導師)、ラビ(ユダヤ教律法学者)たちは、AIに支えられた悪魔主義の驚くべき増加と彼らが考える事態と戦うために、 ローマでの特別プログラムに参加するよう招待された。
毎年この“エクソシスト講座”を運営するメキシコの司祭、ルイス・ラミレス・アルマンサ神父は、悪魔崇拝者たちがコミュニケーションをとったり、オンラインで隠匿したり、闇の儀式のための素材を作成したりするためにAIを利用しているのだと警告している。
特にエクソシスト(悪魔祓い師)の間では、悪魔崇拝者がAIを使って悪魔の儀式に携わる子どもたちの画像を生成しているのではないかという懸念が高まっている。
イタリアには合計263のオカルト団体があると考えられているのだが、急速に進化する「ディープフェイク」ツールにより、ネット上の小児性愛者は膨大な量の児童性的虐待素材を生成できるようになり、その一部は悪魔的な目的で使用されているという。
アルマンザ神父は「人工知能は偉大な力だ。善にも悪にも働く力であり、したがって悪魔崇拝にも使える」と「The Times」紙に飼っている。
アルマンザ神父は、バチカン傘下の教皇庁立大学における「悪魔祓いと解放の祈りの聖職に関する講座」を発表する記者会見で、この厳しい警告を発した。
この講座の講演者の一人は、児童性的虐待と闘う団体「Meter Association」を設立したシチリアの司祭、フォルトゥナート・ディ・ノート神父で、現在、特定されていない悪魔崇拝グループがAIを利用して悪魔崇拝と小児性愛を融合させていると説明している。
「これらの団体はAIを使って、悪魔の儀式に携わる子どもたちの画像を生成していると考えています。子どもを利用することは、無実の人々に対して権力を行使する形となるため、彼らにとって魅力的です」(ノート神父)
同協会の最新の報告書では、AIを使用して画像が性的に加工された子どもの数は8213人にものぼることが特定されている。
これらの画像は「Signalアプリ」のような暗号化されたプラットフォームで最も頻繁に流通しているということだが、昨年にイーロン・マスク氏が「Grok」の規制を拒否したことにより、公共のインターネット上で児童性的虐待の素材が爆発的に増加したという。
同協会は「Grok」が作成したフェイク児童ポルノ画像1121枚を特定した。これは全体の14%に相当する。
同様に、インターネットウォッチ財団(IWF) が実施した分析で は、2025年にオンライン小児性愛者がAIを使用して3440本の児童虐待ビデオを生成したことが判明した。2024年比でなんと2万6362%の増加となる。

講座のもう一人の講演者、魔法の歴史を研究する学者であるベアトリス・ウゴリーニ氏は、イタリアの推定263のオカルト団体が儀式で使用するシンボルを生成すべくAIをどのように活用しているかについて解説している。
かねてからローマ教皇レオ1世は、AIが人々のプライバシーと仕事を奪う危険性があると警告し、「人間と人類の価値を完全に無視して人工知能に投資している大富豪」を非難している。そしてAIが「教会の歴史を含む人類の歴史を書き換える」ことにつながる可能性があると警告した。
悪魔崇拝と児童ポルノがAIで融合するとなれば社会道徳にとって深刻な脅威となる。宗教界だけではなく社会全体で対策に取り組まなければならないようだ。
参考:「Daily Star」、「Daily Mail」ほか
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