元公安警察に直撃! 東京マラソン、核シェルター…絶対に公表されない裏の国家機密

元公安警察に直撃! 東京マラソン、核シェルター…絶対に公表されない裏の国家機密の画像1credit:i k o/from Flickr CC BY 2.0

 2008年に開催された第2回東京マラソンに、国家機密が隠されているという都市伝説をご存知だろうか。参加したランナー2万7386人に配られたRCチップが、実は有事の際に都心で人がどう動くのかについてデータを取っていたのではと囁かれているのだ。この謎の国家機密の噂は本当なのか? 元警視庁刑事で大学院講師の北芝健に話を聞いた。

 「人がどう流れるのかを調査する動態調査は各所から依頼があって、雑踏警備立ちあいのもと頻繁に行われていることなんで、国家機密でも何でもなく、大した問題ではありません」

 ほかにも、国家機密について聞いてみると…。

「それよりも重大な国家機密といえば『シェルター』でしょう。たとえば、日本の行政機関の庁舎が建ち並ぶ霞ヶ関が有事によって潰れたときには、重要な決定権を持つ地位の官僚などを安全な施設へ移動させなくてはなりません。以前はそうした施設が立川にあると言われていましたが、自衛隊による輸送中における万が一の事態を想定して、現在では各所に施設を作ることでリスクを分散させています。ただし、こうした施設を一般の方々が目にする機会はないでしょう。日本を敵視する国に情報が漏れてしまわないよう、カモフラージュされており発見することはまず不可能です」(同)

 さらに同氏によると、施設内には長期にわたって生活をするための水や食料、アメニティグッズが用意されており、核兵器や地震、毒ガスが発生するなどの非常事態から安全を確保する設備も整っているそうだ。

 こうした話題については、一般人は保護されないのか? という指摘もあるが、要職に就く官僚などの判断なくしては、国の安全を守ることができないという面もあるため、極秘に作られた施設や国家機密のことを、一言で「悪」だと片付けられないというのが実情のようだ。

関連キーワード:, ,

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

元公安警察に直撃! 東京マラソン、核シェルター…絶対に公表されない裏の国家機密のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで