敵兵器や軍事衛星の“スイッチを切る”超秘密兵器をロシアが開発か?
ドローン爆撃機やイージス艦、軍事衛星などハイテク化が進む軍事兵器の分野だが、ロシアで最近、“革命的な”秘密兵器が開発されたという――。
■巡航ミサイルや軍事衛星を無力化
いったいどんな兵器なのか……。それは攻撃用兵器ではなく防衛システムだという。敵の兵器の“スイッチを切る”ことで無力化する軍用装備だというのだ。
「スイッチを切る」とはどういうことかというと、昨今のハイテク化、電子化した兵器の操作系を妨害(ジャミング)して無効化する、無線電子技術による防衛システムのことである。そのコードネームは「Krasuha-4」だ。
この「Krasuha-4」システムを開発した「ロシア無線電子技術グループ(KRET)」の代表でCEOのユーリ・マエウスキー氏は「このシステムは、敵のミサイル艦や戦略爆撃機をターゲットにしており、外国の軍事衛星の無線電子装備を無力化する」と政府系メディア「Tass」の取材に答えている。具体的には、巡航ミサイルの誘導システムや、軍事衛星を利用した位置情報システムを無効化できるといういうことだ。つまり、現在我々がスマホやカーナビなどで利用しているGPS機能なども働かなくなるのだ。
この無線電子防御システムは各基地への配備はもちろん、軍用機や軍用艦に装備できるこれまでにないまったく新しい対電子戦システムであるということだが、当然のことながら技術の詳細は軍事機密である。しかしながら国際的なルール上、人工衛星には装備できないということだ。
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2024.10.02 20:00心霊敵兵器や軍事衛星の“スイッチを切る”超秘密兵器をロシアが開発か?のページです。仲田しんじ、軍事、兵器、ハイテクなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで