「今年のダーウィン賞候補」十代の“自撮り死”、残念すぎる事故とは?

 自分をスマートフォンで撮影する“自撮り棒”なるアイテムが登場するなど、世界中でムーブメントを起こしている“自撮り”。近年では、危険な場所などで自撮りをする若者が多く、自撮り中の事故も起こっているようだ。

「今年のダーウィン賞候補」十代の自撮り死、残念すぎる事故とは?の画像1画像は、「YouTube/25 Most Dangerous Selfies Ever!」より。危険な自撮りトップ25。動画は下に


■19歳、セルフィー中にうっかり銃を発射

 そんな中、アメリカで自撮りをしようとした若者が死亡する事故が発生したのだが、その死亡原因が「しょうもない」と話題を呼んでいる。

「今年のダーウィン賞候補」十代の自撮り死、残念すぎる事故とは?の画像2画像は、「skyニュース」より。事件を伝えた記事

 今月1日、アメリカのテキサス州オースティンで、ソーシャルメディアの自撮り写真のため、銃を手にポーズを取った19歳の若者。どうやらうっかりと自分に銃を発射してしまい、命を落としてしまった。ヒューストン警察の報道官も、「目撃者によると、自撮りのさなかにうっかり発射したようだ」と発表し、このニュースは世界中へと発信されることに。

 同事故に対し、「指動かす手を間違えちゃったとか?」「何で弾入れるんだよ」「安全装置とかあるだろ」など、自業自得の“おバカ”と見る声が多く上がった。また、「ダーウィン賞を狙える逸材!」「今年のダーウィン賞候補だな」など、“ダーウィン賞”を口にする人も多く、「リボルバーじゃなくてオートマチック拳銃でロシアンルーレットやったバカ思い出したわ!」と、具体的に“ダーウィン賞”を受賞したおバカさんを挙げる声も見られた。

 進化論者であるチャールズ・ダーウィンの名を拝借し、誕生した“ダーウィン賞”。名誉な名が付けられた同賞だが、実際には「愚かな行為により死亡した人」、もしくは「自らの劣った遺伝子を抹消し、人類の進化に貢献した人」に贈られるという、なんともエッジの効いた不名誉な賞である。

■ダーウィン賞/過去の受賞者たち

 過去の受賞者を見ても、男らしさを誇示しようとチェーンソーで自らの首を切断、ハイジャックに失敗し手製のパラシュートを背に飛行機から脱出するも墜落死、呪術的なローションを2週間使用した後、不死身になったことを確認するため友人に自らを撃たせ死亡など、“おバカ”な人たちに贈られている。

 世界中で多くの人が死亡する中、不名誉で“おバカ”な死を遂げている人もいる。19歳という若さでこの世を去ってしまったのは非常に残念なことだが、“ダーウィン賞”に輝けば多少は浮かばれるかもしれない。……浮かばれないか。

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