>  > 「戦争に備えよ」プーチンがロシア系軍需企業に提言

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 戦争に備えよ――。11月22日に開かれたロシアの国防関連会議においてプーチン大統領は今こそ戦争への備えが必要であると提言した。もしや水面下で戦争の火蓋が切られようとしているのか。


■合同軍事演習「ザパド2017」で東欧に緊張

 北朝鮮のミサイルが北海道上空を通過し衆議院の解散が宣言された今年の9月、海外情勢へ目を向ける余裕がないほどの動きが日本国内で繰り広げられたのだが、東欧ではロシアとベラルーシの合同軍事演習「ザパド2017」が行われていた。

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「ザパド2017」の模様 画像は「Wikimedia Commons」より

 ロシア当局の発表では艦船10隻、航空機・ヘリコプター70機、戦車250両を投入し両国の将兵合わせて1万2700人が参加するとしていたが、フタを開けてみれば演習の規模はどんどん拡大し、6つの地域で1万3000もの部隊が軍事行動を行うという極めて大規模な演習になった。最終的に参加した将兵は10万人を超えていたのではないかともいわれている。

 このロシアの動きに西側のNATO諸国も最大限の警戒を払った。なぜなら2014年のロシアによる「クリミア併合」を想起させるものであったからだ。このクリミア併合の直前、実はロシア軍はウクライナとの国境近くで大規模な軍事演習を行っていたのである。日本国内がミサイルと解散総選挙で揺れに揺れていたこの9月、実は東欧では一触即発の可能性も秘めた緊張が訪れていたのだった。

「ザパド2017」に際してプーチン大統領はロシアの目的は、西側の軍事技術をすべての面で完全に凌駕することにあると表明している。事実、ロシアの軍事費は2000年から2004年の間に倍増していて、現在その効果は新兵器開発など軍事部門の各所で実を結んでいる。そしてこの「ザパド2017」でプーチンにはロシアの新たな課題が見えてきたという。

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