「戦争に備えよ」プーチンがロシア系軍需企業に提言! 有事の際に爆速で増産体制を築くよう求める

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zapadexercise2.JPG画像は「Wikimedia Commons」より

■軍事産業の増産体制能力の向上が課題

「ザパド2017」を通じてプーチンが感じた課題は“銃後”の体制にあった。そして先日開かれた軍事関連企業の代表者を集めた会議においてプーチンは声明を発表している。

防衛装備品の生産と軍事関連サービスの提供を迅速に増加させることができる経済的能力は、国家安全保障の極めて重要な要素である。民間企業であれ国営企業であれ、大企業には戦略的かつシンプルにこうした能力がなければならない」(プーチン大統領)

zapadexercise3.JPG画像は「Wikimedia Commons」より

 ベラルーシ軍との合同軍事演習で両軍が見せた作戦行動と輸送能力を高く評価したプーチンであったが、その分“銃後の備え”に課題があると感じたようだ。

防衛産業の生産体制をすばやく増大させる能力をもう一度見直す必要がある。演習でいくつかの欠点が明らかになった。戦争動員準備体制を強化するための追加措置を提案するために、生産体制の能力を分析する必要がある」(プーチン大統領)

 会議の時点では具体的な数値や目標は示されなかったが、プーチンは各軍事関連企業に自社の生産能力に関する報告を提出することを要求している。つまり有事の際には速やかに増産体制を築きあげられることが各企業に求められたのだ。

zapadexercise4.JPG画像は「Wikimedia Commons」より

 アメリカ、中国に次いで世界で3位の軍事費を支出しているロシアだが、金額以上に技術的な進歩はめざましく、特に戦車や(地・艦・空)対空ミサイル開発においては最先端を走っているといわれている。軍・産あげてのロシアの“富国強兵”がプーチンの主導により着々と進められているようだ。
(文=仲田しんじ)


参考:「Disclose.tv」、「Newsweek」、ほか

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