ソチ五輪開幕の裏でうごめく陰謀! カップル専用トイレ、予算の横領、野良犬の駆除… お・と・し・ま・えは誰がつける?
2月7日に開催されたソチ五輪。夜な夜な日本代表たちが表彰台に立つ瞬間を見ようと、テレビに釘付けになってしまうため、寝不足も心配されます。
ですが日本では、フィギュアスケートの安藤美姫選手のシングルマザー宣言からの過熱する父親探しや、高橋大輔選手がショートプログラムで使用予定の楽曲の作者にゴーストライター説が浮上するなど、開始前から競技外で耳目が集まる不穏なスタートになりました。しかし、そんな競技外のゴタゴタはロシアも同じようです。
五輪開始目前、開催地ソチのとあるブロガーが会場周辺の工事の遅延状況を自身のブログにアップ。コンクリートの歩道の整備遅れや道路脇にゴミやガラクタが山のようになっていると指摘しています。また、建設が中断したホテルや建設予定地と見られる広場には資材が積まれたままになっているところもあるようです。写真を見る限りでは、裏寂れた廃墟のような風情も漂っており、本当にここが五輪会場周辺なのかと目を疑ってしまいます。
案の定、五輪関連施設は最悪の出来映えのようで、現地入りした取材陣からクレームの嵐が飛び交っているようです。ホテルのトイレには「紙を流すな」と張り紙が貼られ、蛇口をひねれば麦茶のような色をした水が流れだし、窓枠に設置されていたカーテンレールはあっさりと外れているなど、散々な作り。また洋式便器がひとつの個室に2つ存在するカップル専用トイレ(?)まで設置されているようです。その施設の異様な光景が彼らのTwitterで報告されています。
また競技の会場自体の工事にも遅れが見られ、フリースタイル会場の周辺はぬかるみがひどく、アイスホッケーやスケート競技の会場では1月末まで突貫で工事が行われていたよう。この工事の遅延状況は以前より知られており、現地を視察に訪れた大統領のウラジミール・プーチン氏も、工事の遅延を激しく追求していました。それもそのはず、プーチン氏は五輪のインフラ整備のために、冬季五輪史上最大の約5兆円も投入していたのです。
こんな惨状が全世界に向けられて発信されていると気づいたならば、プーチン氏がカム着火インフェルノ状態になるのも間違いないでしょう。工事関係者へお得意の“制裁発動”もあるかとおもいきや、なんとプーチン氏に予算のうち約3兆円を使い込んだ疑惑が浮上。現在、その使い込みの報告者である野党指導者が中心となり追求されているようです。プーチン氏は、どのように、お・と・し・ま・えをつけるつもりなのでしょうか?
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