STAP細胞のあるのか、ないのか?「選ばれし者しか実験が成功しない」現象とは?
■選ばれし者しか成功しない「実験者効果」とは?
これは「実験者効果(Experimenter Effects)」と呼ばれるもので、1950年代にイギリス心霊研究協会の実験で発見された。発見のいきさつは、「協会の幹部D.J.ウェストが、心霊研究の実験に関与すると、常に否定的な結果が得られた」からである。ウェスト本人は、心霊現象の存在を強く信じていたことから、この結果は必ずしも本人の意識的な信念と同調するものではない。
同様に、イギリスの超心理学者スーザン・ブラックモアは、自らが関与したあらゆる実験で超心理現象を否定する結果しか得られず、同僚の超心理学者はこれを、「ネガティブな実験者効果によるもの」だと慰めていた。
逆に、チャールズ・ホノートンやディーン・レイディンなどは、良好な結果を得る研究者として知られており、彼らと同じ実験をほかの研究家が行っても、なぜかそれほど良好な結果が得られないという事実が確認されている。
実験者効果は何も超心理学の実験に限られたものではなく、「マウスの迷路実験(動物行動学などにおいて、動物に迷路を通らせる実験のこと・Wikipediaより)」「プラシーボ効果の研究」でも見られるという。
さらに、スイスのノーベル賞物理学者ボルフガング・パウリは、彼が実験現場にいるだけで器具が不調を起こすという、いわゆる「パウリ効果」で知られているが、これも実験者効果の一種といえるのではないだろうか。
実験者効果の原因は、実験者の無意識のサイコキネシス(PK)によるものと言われている。今回のSTAP細胞作成に実験者効果が働いているとすれば、STAP細胞を作りたいという小保方氏の強い想いが細胞に働いたものと考えられる。
つまり、小保方氏は強力なPK能力の持ち主である可能性があるのだ。各種報道によると、小保方氏は思い込みの激しい性格だという、知人のエピソードもある。ちなみに、明治に起きた千里眼事件の主役・御船千鶴子や長尾郁子も、ある意味思い込みの激しい性格だったそうだ。
■PK細胞が世の中を変える!?
PKで万能細胞(PK細胞)を作り出す実験はまだ行われていないが、「大麦の発芽を促進」「有害な細菌の生育を抑える」などの実験によって、PKが生物の細胞に影響を与える可能性はすでに指摘されている。PKで万能細胞が作成できれば、超心理現象が実在することの有力な証拠にもなるだろう。この機会に全世界の超心理学者がこの実験に着手することを期待する。
■羽仁礼(はに・れい)
一般社団法人潜在科学研究所主任研究員、ASIOS創設会員。
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