巨大地震や大事件が「46分」に起きる謎!! 偶然の一致か、それとも…!!
■「人工地震」などあり得るのか!?
では、3年前の東日本大震災が「人工地震」だったということが、実際にあり得るのだろうか。恐らく、その可能性を肯定する地震学者は皆無だろう。
しかし、「人工地震」という仮説自体は、まったく根拠の無いものではない。過去に各国で行われていた核実験では、大地震に相当するエネルギーの人工的な地震が起きたケースもあるのだ。
■核実験が地震を起こす!?
例えば、1973年に旧ソ連・ノヴァヤゼムリャの北島で実施された最大級の地下核実験では、M6.97の地震に相当する揺れが発生した。また米国が1971年にアラスカのアムチトカ島で行った地下核実験では、M7.0相当の揺れが記録されている。
もっとも「M7.0の人工地震を起こす」のと「M9.0の人工地震を起こす」のとでは、実現の可能性がまったく異なってくる。というのも、マグニチュードが2つ大きくなると、地震の規模は1000倍になるからだ。ちなみに、広島に投下された原爆はM6程度のエネルギーを持っていたと言われるが、3.11と同等の地震を起こすには、この3万2千倍相当の原爆が必要という計算になり、現実的にはあり得ない話ということになる。現在の科学では、「M9.0規模の地震を人工で起こす方法など存在しない」とされるのは当然だろう。
仮に3.11が「人工地震」だったとしても、地震の前に報告された様々な前兆現象の説明がつかなくなり、この点でも陰謀論者はもっともな説明を求められることになるだろう。
■未だ多くの謎が残っている
だが、「人工地震」説が否定されると、先に述べた大地震・大事件の発生時刻が奇妙に一致することや、頻発する数字の謎は、一体どのように説明できるというのだろうか。
ちなみに、2011年に全米公開されたアクション映画、「世界戦略:ロサンゼルス決戦」では、宇宙人が地球に攻めてくる日時が、「2011年4月11日の4時46分(グリニッジ標準時)」と設定されており、ここでも「46分」と「11」が出現している。さらに、この映画の封切りは3月11日だったのだ…。スタッフが意識的に行ったのか、それとも、無意識に「46」と「11」を並べてしまったのか。いずれにせよ謎は深まるばかりである。
果たして、これら全てを「偶然の一致」という安直な説明で片付けてしまうことは妥当なのか。不可解な現代のミステリーを説明できる人の登場を待ちたいところだ。
■百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose。
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2024.10.02 20:00心霊巨大地震や大事件が「46分」に起きる謎!! 偶然の一致か、それとも…!!のページです。地震予知、百瀬直也、謎などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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