伝説の死海文書の秘密…2018年に地球滅亡!? 救世主は羽生結弦という仮説も?

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 1947年以降、イスラエルとヨルダン国境にある「死海」付近の11箇所の洞窟で次々と文書が発見された。『旧約聖書』の写本や、謎の文献も多数発見。羊紙やパピルス紙、銅板に、ヘブライ語・アラム語・ギリシャ語で記されていた。

■死海文書とは?

『死海文書』は今から2,000年以上前のもの。その作成者はクムラン宗団によるものだと考えられている。

 クムラン宗団とは、禁欲的な厳しい修行をし、超人的パワーや、預言能力を持っていたと伝えられる古代ユダヤ王国のユダヤ教の一派。キリスト教の先駆的な宗団だったと伝えられている。一説によると、イエス・キリストもこの一派の出身だったとか。彼らは異様なまでに終末への関心を持ち、メシア(救世主)を待ち望んでいた。

 そして紀元70年頃、ローマ帝国がユダヤの地に侵略することで、ユダヤ人が世界中に散らばる運命になると悟ったクムラン宗団は、死海文書を洞窟にこっそりと隠したのだった。それほど、『死海文書』は彼らにとって重要なものであった。なぜなら、そこには神から啓示された未来の預言が記されていたからである。

 それゆえ、キリスト教の謎を解く手がかりとなる世紀の大発見と騒がれたのだ。だが、発見されてからすでに半世紀以上の時が経つが、全容はまだ解明されていない。現在、『死海文書』は、ネット公開されている。


■『死海文書』に描かれた人類の終末

 この『死海文書』の一部である「感謝の詩篇」と呼ばれる一篇には、「滅びの矢が放たれて命中し、炎に襲われ地上は焼けつくされ、水を飲むものは消え失せ、地上の者は気が狂う」といった、終末地獄の様相が記されている。

 これらの記述は今から約2,000年前に書かれたものであるが、現代風に解釈すれば、核戦争の勃発や原発事故により大爆発が起き、地上や人々が焼きつくされる。そして、水や土壌は放射能で汚染される。汚染水を飲んだ人は死に、食べるものもなく、阿鼻叫喚の中で人々は発狂するしかない…。ということなのだろう。

 また、「戦いの書」においては、「光の子」と「闇の子」の最終戦争が起こり、人類は大厄災に見舞われると記されている。

 だがその時、2人の救世主が現れるという。 

「アロンのメシア」と「イスラエルのメシア」である。この2人は一体、何者なのだろうか?


■人類の危機を救う、2人の人物とは?

「アロン」とは、古代ユダヤの預言者モーセの兄で、神の命により最初の司祭長となった人物である。その末裔がクムラン宗団だと言われている。ただ、そのクムラン宗団の母体であるエネッセ派は聖牛セラピスを崇める超秘密宗教結社「セラピス教団」であり、それこそが、フリーメーソンのルーツであるということだ。つまり、「アロンのメシア」はフリーメーソンの中から現れる可能性があるというのだろうか?

 反する「イスラエルのメシア」とは、「失われた十支族」の事であるという。

 イスラエルの民は当初、十二の支族から構成されていた。だが、北のイスラエル王国(十支族)と南のユダ王国(二支族)に国が分裂。紀元前8世紀頃、北のイスラエル王国はアッシリアによって滅ぼされ、十支族はメソポタミアに捕囚されてしまった。しかし不思議な事にその後、十支族は消息を断ってしまったのだ……。

 では、十支族はどこに行ってしまったのか? アフガニスタン、中国、インドなど世界各所に散らばったと言われているが、その一部が日本に渡ってきたという説がある、これが「日ユ同祖論」だ。

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