外国人はホラーやグロがお好き? フランス人が選んだ「絶対に見るべき日本映画8作品」

 映画は、海外に興味を持つきっかけとなりやすい。実際よりは少しオーバーな表現も含まれていたりするものの、その国の持つ雰囲気や文化を感じ取れるからだろう。そう、映画は国の第一印象を決める素材にもなりうるのだ。では、「映画=その国の印象を簡単に伝えるもの」という前提ありきで、読者のみなさんに問いたい。外国人におすすめしたい日本の映画はなんだろうか?

 さて、あなたがどんなジャンルの作品を思い浮かべたかにかかわらず、多少は日本が素敵に見えるような映画を選んでしまったのではないだろうか。自分の国を紹介するのだから、それは当然とも言える。

 しかし“外国人が、外国人に対して”日本の映画をおすすめするどうなるのだろう。今回は「Kanpai」に掲載された、日本通のフランス人による「絶対に見るべき日本映画8選」を紹介しよう。

 ちなみに今回のリスト、あくまでも作成者のガエルさんの主観で、「とにかくいい!」と思える作品を選んだものであるとのこと。各作品の解説は、ガエルさん自身によるコメントを要約した。


【フランス人が選んだ、(外国人が)絶対に見るべき日本映画8作品】


1. 7人の侍(1954年/監督:黒澤明)

外国人はホラーやグロがお好き? フランス人が選んだ「絶対に見るべき日本映画8作品」の画像1画像は「Kanpai」より

 黒澤映画の中で最も成功した作品ではないでしょうか、これ。後世の作品に多くの影響を与えています。60年経った今でも、戦闘シーンや感傷的なプロットは、良い映画の例として挙げられるくらいです。


2. オーディション(1999年/監督:三池崇史)

外国人はホラーやグロがお好き? フランス人が選んだ「絶対に見るべき日本映画8作品」の画像2画像は「Kanpai」より

 彼の映画の中でも、圧倒的に高い評価を得ている作品です。暴力的な表現、印象的なキャラクター、拷問シーンなどを含んだこの映画は、ホラー映画の中でも大成功した映画だと言えるでしょう。

関連キーワード:, ,

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

外国人はホラーやグロがお好き? フランス人が選んだ「絶対に見るべき日本映画8作品」のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング11:35更新