携帯に憑依した祖母の幽霊が自撮り画像を送信?「あの世で罰せられている」!?
世界では多くの心霊写真が撮影されている。読者は「また心霊写真?」という心境になっているかもしれない。しかし、このルーマニアの心霊写真は一風変わっている。何しろお祖母さんの心霊写真が、孫娘の携帯に自分撮り画像として現れたのだ。
■あの世から届いた写メール!?
この奇妙な体験をしたのは34歳のジーナ・ミハイさん。彼女いわく、祖母の亡霊が彼女の携帯に乗り移り、自分撮り画像を送ってきたという。この話を聞いた地元の教会が、祖母の霊を供養した。
「携帯のスイッチを入れた瞬間、亡くなったはずの祖母の顔が出てきたので、恐怖で凍りつきました」とミハイさんは話す。さらに続けて、「祖母は首に蛇みたいなものを巻き付けていました。なんとなく、布に開いた穴から撮った写真のように見え、まるでその布があの世とこの世が分けられているように感じました」と言う。
「私が、その写真を占い師に持っていったところ、祖母はあの世からメッセージを送っているのだと言われました。そして、首に巻きついている蛇は、祖母が犯した罪が、あの世で罰せられている証拠だとも。さらに、私が彼女のために祈れば、祖母の魂はまだ救えるとも言われました」
ミハイさんと彼女の家族は、あの世から送られてきた蛇が巻き付いた写真に戦慄し、ほかの多数の人々とともに教会で祈る事に多くの時間を費やしている。
ルーマニアでは1年に1度、亡くなった魂のために墓地に行って食物を供えるという風習がある。供えられた食物は、1日の終わりに貧しい人々に引き渡されるそうだ。
ミハイさんはこう言った。
「祖母は3年前に亡くなりましたが、私はお墓に1度もお供え物をしていませんでした。この写真を受け取った時、私はドーナッツを作っていて携帯電話を汚したくなかったので、とりあえずポケットに電話をつっこみました。そして後で電話を取り出した時に、この画像が画面に出てきたのです」
■どの国にもある死者供養の大切さ
「占い師は、私が亡くなった祖母にお供え物をしなかった事は間違いだと言いました。そして、私が料理をしている時に連絡をしてきたことは非常に意味があるとも。それ以来、私は墓にドーナッツを毎日備えています」(取材に答えたミハイさん)
また、ミハイさんの親戚のフローリカ・ミハイさんは、こう言う。
「村の司祭からは、私たちがお供え物をしなかった時の償いに40日間、お供えと貧しい人々に施しをするように言われました。私たちは今、そうすることで、お祖母さんの魂が休まることを願っています」
一体どうやってミハイさんのお祖母さんは、死後の世界からミハイさんの携帯に自撮り写真を送ってきたのであろうか。首に巻き付いているのは本当に蛇なのか…。日本ももうすぐお盆を迎えるが、どこの国でも先祖供養は大事にされているようだ。
(文=美加リッター)
参考:「Daily Mail」ほか
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