カニバリズムは太る? 人間を丸ごと食べると何カロリーか人類学者が算出!
7月、鳥取市教育委員会のゆるキャラ「かつ江さん」が、ゆるキャラ界から姿を消した。兵糧攻めにあった鳥取城の「鳥取の渇(かつ)え殺し」という史実から生まれたキャラクターだったのだが、「城内で人肉食が起きるほどの飢餓状況に陥った凄惨な出来事を茶化しているようだ」と、強い批判を受けたため公開が中止になったのだ。
太平洋戦争中にも飢餓に陥った人々による食人行為があったように、食糧の枯渇は人を人肉食へとかきたてる。また、以前トカナでご紹介した通り、今から45年後には、人口増加と食糧の不足により人肉食がはびこる世界になるとも言われている。そんな恐ろしい世界は想像したくないが、一方で、人肉ってどのくらいのカロリーがあるのか気になったりしないだろうか? 実は、そんなことを真剣に計算した研究者がいた。
■禁断の算出、人肉のカロリー
7月に「Popular Science」に掲載された記事によると、イギリスのブライトン大学で人類学を研究しているジェイムズ・コール博士が、成人男性の全身のカロリーを、81,500カロリーと算出した。部位別に見てみると脚が各7,150カロリー、腕は各1,800カロリーあるそうだ。また、脳や脊髄、神経の束は2,700カロリーで、肺や肝臓、消化器官はそれぞれ1,500カロリー、心臓は722カロリーほどだという。
今回の数値の算出は、1940年代~50年代に発表された身体組成のデータを使用しているので、ジャンクフードが蔓延している現代では、もう少しカロリーが高い可能性もある。
しかしながら、成人が1日に必要なカロリーは2,000~2,500カロリーほど。つまり、1人の人間は約40日分くらいの食料となることがわかった。確かに、飢餓状況では貴重な食料と言えるだろう。
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2024.10.02 20:00心霊カニバリズムは太る? 人間を丸ごと食べると何カロリーか人類学者が算出!のページです。人肉、杉田彬、カロリーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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