火星文明のリーダーの名前は「イーロン」! 70年前にナチスV2ロケット開発者が予言していた!

常にその言動に注目が集まり、間違いなく世界に最も影響を及ぼしているビジネスリーダー、イーロン・マスク氏。人類の火星進出計画のキーマンでもある氏だが、火星文明のリーダーとして“イーロン”氏の名前がすでに1949年に挙がっていたというのだ。
■着々と進む人類の火星進出計画
一昨年10月、アゼルバイジャンで開催された国際宇宙会議(IAC)でマスク氏は、スペースXによる火星移住計画の進捗を発表し、大きな注目を集めた。
さらに今年初め、最新の計画として、2026年に無人の補給ミッションを火星に送り、2029年頃から有人火星飛行を開始するという具体的なスケジュールを提示。人類が“複数の惑星に住む種”となるロードマップは、もはや空想ではなく現実味を帯びつつある。
NASAも2030年代前半の有人火星飛行を目指し、アルテミス計画による月周回拠点・月面基地整備を加速させている。一方、スペースXは完全再使用型ロケット「スターシップ」の試験を重ね、実績を積み上げている。マスク氏は「これは人類の長期的な生存のための保険であり、同時に最大の冒険だ」と語った。
今後着々と進められていくスペースXとNASAの火星進出計画であるが、最初に具体的な火星進出計画を構想したのは、ロケット技術開発者であるヴェルナー・フォン・ブラウン(1912-1977)氏であるといわれている。そして1949年に発表された氏の著作にはなんと火星文明のリーダーとして“イーロン(Elon)”の名前が記されていたのだ。これは今日のイーロン・マスク氏の登場を予言するものなのだろうか。
■火星文明のリーダーの名前は!?

ロケット開発の先駆者の1人であり、第二次世界大戦中にはナチスの新兵器であるV2ロケットの開発にも携わっているヴェルナー・フォン・ブラウン氏は終戦のタイミングでアメリカに亡命した。亡命後は米陸軍のロケット開発チームのリーダーを務め、NASAにも在籍してアメリカの最先端ロケット開発に従事している。
フォン・ブラウン氏は少年時代には宇宙を舞台にしたSF小説が大好きで、それがロケット開発を志すきっかけにもなったという。アメリカでの生活にも慣れてきた1949年、フォン・ブラウン氏はロケット開発のかたわらで思い描いていた少年時代の夢の続きである“火星旅行”の実際的なプランをSF小説のかたちで著している。
『Project Mars: A Technical Tale』(火星計画:技術面の話)と題された著作では、当時の未来、1980年代を舞台にして10隻の大型宇宙船で火星旅行を実現する話が綴られている。地球の衛星軌道上で建設されたこの大型宇宙船は国際的な協力体制のもとで、資材の運搬など1000回にも及ぶ衛星軌道へのフライトを通じて組み立てられたということだ。
こうして人類初の火星旅行のストーリーが展開していくのだが、物語の22章では死の惑星に思えた火星の地下に、なんと火星人の文明があることを発見するのだ。火星人たちは平和な社会を築いており、宇宙船でやって来た人類を拒絶することはなかった。
そして24章では、この火星人文明の政治システムについての言及があり、それによれば火星文明は10人の内閣メンバーによって監督・運営されているという。内閣のリーダーは5年を費やす普通選挙によって選ばれ、その役職はなんと“イーロン(Elon)”と名づけられているのである。ちなみに議会は2院制だ。

民衆の支持を集めて当選した“イーロン”は、内閣のメンバーに歴史家や聖職者、前内閣のメンバー、成功した経済界のリーダーなどを抜擢してその後の全人生を火星の民衆のために捧げるという。
イーロン・マスク氏の生誕は1971年であるから、生まれる20年も前に“火星”と“イーロン”が結びつく記述があったことになる。あるいはこれはフォン・ブラウン氏の“予言”であり、いつの日かイーロン・マスク氏が火星文明の最高位のリーダーに就任することを暗示しているのだろうか。意外な方面から指摘されることになったイーロン・マスク氏と火星の“因縁”はただの偶然なのか、それとも……。
参考:「Disclose.tv」ほか
※当記事は2017年の記事を再編集して掲載しています。
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2024.10.02 20:00心霊火星文明のリーダーの名前は「イーロン」! 70年前にナチスV2ロケット開発者が予言していた!のページです。火星、イーロン・マスク、火星移住などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで