幽霊によるセクハラで夫婦関係にヒビ? 「布団を剥ぎとり、太腿に触れ…」驚愕の一部始終とは?
目の前に現れた幽霊が、あなたの体に触れて“何か”を求めてきたとしたら……。その恐怖たるや、尋常ではないだろう。英国で、幽霊からのセクハラ行為に悩まされ続けた、ある女性の体験談が話題となっている。このたび、英紙「The Daily Mirror」上で自らの恐怖体験を赤裸々に告白したのは、ヨークシャー州ハルに住むデボラ・ローソンさん(48)だ。
■恐怖の始まり
ある日、家事を済ませてキッチンで一息ついていたデボラさん。彼女が初めて奇妙な現象に襲われたのは、その直後の事だった。なんと、窓の前を漂う霧のような存在が、次第に人間のシルエットへと変形しはじめたのだ。やがて3人の姿がそこに出現。
彼女は「それが何だったのか、はっきりとは分かりません」としながらも、
「1人は黒いズボンと白いシャツを着た30代と思しきイケメンでした。そして彼の隣には女性。やはり30歳くらいでしょうか。ピンクのドレスを着ていました」
「そしてもう1人は5歳くらいの女の子でした。彼女は明るい茶色の髪をしていて、赤いタイツを履いていました。無邪気そのものといった印象です」
と、突然目の前に現れた彼らの容姿を鮮明に覚えていた。デボラさんは恐怖のあまり、当然すぐに家から飛び出した。そして数時間後、帰宅した建設作業員の夫ケビンさんが、家の外で一人震える妻の姿を発見したのだった。
一部始終を聞いたケビンさんは、医者に診てもらうよう助言。翌日、デボラさんは診療所で、抗うつ薬を処方される。しかし、この時の出来事はデボラさんの妄想などではなかった。その後2人は、さらなる恐怖体験に心身を蝕まれてゆく。
■幽霊からの返答
キッチンに正体不明の3人が現れた日から、夫婦の家では怪現象が絶え間なく起こるようになる。何かが割れるような音が突然響き渡り、バスルームからは人の声が聞こえ、部屋を謎の光が飛ぶなど、日々恐怖におののく夫婦。ある時、デボラさんは誰もいない部屋に向かって「誰かそこにいるの!?」と問いかけた。すると、唸り声にも似た、
「ク レ ア だ よ」
「マ ー ク も い る 、 お 前 を 見 て い る ぞ」
との返答が響いたという。デボラさんは、あの時目にした3人のうち、男性が「マーク」、ピンクのドレスを着た女性は「クレア」という名前であることを確信したという。
その後、怪現象はますますエスカレート。なんと「マーク」がデボラさんに対してセクハラ行為に及ぶようになったのだ。
「マークは、まるで私に何かを求めているようでした」
「ある時は、彼は私のドレスを引っ張り、ソファーに押さえつけようとしてきました。また別の夜は、私が眠りに落ちようかという時、布団を剥ぎとって太腿に触れてきたのです」(デボラさん)
デボラさんによると、セクハラ行為の間、彼女の耳元では「マーク」の荒い息も聞こえていたという。しかし、このようにデボラさんを求め続ける「マーク」を、「クレア」が制止する様子はなかったそうだ。
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2024.10.02 20:00心霊幽霊によるセクハラで夫婦関係にヒビ? 「布団を剥ぎとり、太腿に触れ…」驚愕の一部始終とは?のページです。除霊、幽霊、セクハラ、ポルターガイスト、ラップ音などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで