続々と出現する「不食人類」!! 彼らの身体で何が起こっているのか?
■不食人類のエネルギー摂取法とは?
では一体、彼らは食物から栄養を摂取することなく、いかにして生き長らえて(むしろ、より健康的に暮らして)いるのだろうか?
実は、細胞中で体内のエネルギーを作り出す役割を担うミトコンドリアは、太陽光によって活性化するという説がある。さらに、食物から栄養を摂取することを止めると、体内で新たなエネルギーの補給システムが目覚め、それによって不食状態でもエネルギーを得ることができるのだという。
また「β3アドレナリン受容体」という遺伝子に変異があると、中性脂肪の分解が抑制されて基礎代謝量が少なくなる。この遺伝子変異は、特にアメリカ先住民の間で多く見られるというが、不食者の中にもこうした人々がいたのかもしれない。ちなみに、日本人では3人に1人の「β3アドレナリン受容体」が変異しているとの指摘もある。
■1日3食は不健康だと述べる書物
平安時代の『枕草子』には、一日一食を二食にしたから疫病にかかる人が増えた、という伝承が記されている。また、岡本天明が神の啓示を自動書記したとされる『日月神示』には、「食べる量、今の半分でいいぞ」という記述もある。
実は、「朝食は食べないと不健康」「1日の食事は3食」という習慣は、最近になって出てきたものなのである。そして、それとともに生活習慣病も増加してきた。現代、私たちが摂取する食物には、添加物や化学調味料など、人体には有毒なものが含まれていることも忘れてはならない。「不食人類」となることで、それらの毒素がデトックスされる――。故に、「不食になって病気が治る」ケースがあるのかもしれない。
完全な「不食人類」となるには、相当な修行が必要であろう。しかし、私たち人間の身体には、まだまだ計り知れぬパワーが秘められているということだけは、少なくともお分かりいただけるだろう。
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2024.10.02 20:00心霊続々と出現する「不食人類」!! 彼らの身体で何が起こっているのか?のページです。エネルギー、不食などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで