謎のネコ集団失踪事件、突然消えた221匹! 犬の餌にされている可能性も?
■他説が挙げられるも「生餌説」には及ばない!?
筆者の前回の記事では、多くの猫が大地震の数日前に行方不明になっている例を紹介したが、このケースは明らかに猫の予知能力とは別の話になりそうで、どうやら話はどんどん穏やかでない方向へと進んでしまいそうだ。他にも例えば下記のような“犯人像”が考えられるだろうか……。
●野良猫を放置できない者による犯行
例えばアメリカではニュージャージー州ジェームスブルグ自治区のように野良猫への餌付けを禁止している自治体が少なくないという。またドイツやオーストラリアでは主に野鳥保護の目的で野良猫を合法的に殺傷できるということだ。野良猫(放し飼いの猫も標的になる)の存在を放置できないと考え自発的に“駆除”している者がいるのかもしれない。
●サイコパスによる犯行
アメリカの研究では重大犯罪を犯す者の90%以上が動物虐待を行っていたというデータがあり、動物に対する残虐性の表れは犯罪的サイコパスになる最初の徴候であるともいわれている。一度動物虐待を覚えた者は定期的に動物を殺傷したい欲望に駆られるともいわれていて、イプスウィッチで数日の間に猫がひとまとまりで行方不明になっていることの説明にもなる。
●業者による犯行
製薬会社や大学の研究機関などが一部の臨床実験で猫を使っているのは事実で、猫の供給業者も現実に存在している。それらの業者は猫を自社で繁殖させたり他の繁殖業者から猫を購入していることになってはいるが、厳密に調達経路が調べられているわけではないという。定期的に野良猫を捕獲している可能性もあり、これも一定の期間で猫がひとまとまりで行方不明になっていることの説明にもなる。また、毛皮の採取や食用のために捕獲される可能性もゼロではないだろう。
と、例を挙げてみたものの、どれも“生餌説”の衝撃には及びそうもない。なんだか物騒な話になってしまったが、いろいろと推測するほどに、実のところ警察にはある程度目星がついているように思えてくるのだが……。ともあれ事件が解明されることを期待して続報を待ちたい。
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2024.10.02 20:00心霊謎のネコ集団失踪事件、突然消えた221匹! 犬の餌にされている可能性も?のページです。ペット、猫、犬、仲田しんじ、闘犬などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで