【心霊写真】ゾッとするほどくっきり…?「呪われた城」に棲む女
しかし彼女の死後、二つの願いはどちらもかなうことはなかった。それを責めるかの如く、長い間ドロシーは城内をさまよい、その姿を現すことになったのである。何とも切ないストーリーだが、皮肉にも彼女のお陰で観光客が集まり城が維持できているだけでなく、ドロシーの死後「グレー・レディ・タバーン」と名づけられたパブも出店されて好評のようだ。
ダドリー城の敷地内にある「ダドリー動物園」の広報担当であるジル・ヒッチマンさんは「ここには城にちなんだ幽霊に関する話はたくさんあります。その多くを占めるのが中庭でのエピソードなのです」と言い、今回ハーパーさん夫妻が撮影した写真を見て「これは素晴らしいですね。城の上部から携帯電話のカメラで撮ったにも関わらず、戸口に女性が立っているのがはっきり見えます」と述べている。
そして「ウェスト・ミッドランド・心霊クラブ」の専門家であるニック・ダフィ氏は「私たちがよく見る心霊写真と比較すると、これは信頼できる写真ですね。私たちの元へは度々、明らかに偽物だという心霊写真が送られてきますから」と話す。
撮影された写真の中で戸口に佇む女性の姿は、オカルト好きな人々だけでなく多くの人が認めそして恐れるものになったようだが、それは彼女の望むものだったのだろうか。この女性の霊がドロシーであるならば、愛する子供と共に安らかに眠りにつけるよう祈るばかりである。
参考:「Mirror」ほか
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