「スティーブンス・ジョンソン症候群」薬の副作用で美少女の姿が変わり果てる悲劇!!
■生死の境をさまよったダニカさん 凄まじい闘病生活の末に
母親のカルメンさんは、生死の境をさまようダニカさんに寄り添い1カ月間もの間病院で過ごした。ダニカさんの全身の皮膚は内側から焼けたような水ぶくれを発症し、口には酸素マスク、鼻には栄養チューブの管が差し込まれ、時折患部から出る膿を滴らせながらも懸命に病気と闘った。「あの美しかった彼女の変わり果てた姿を見て、本当に不憫でしょうがなかったわ。でもね、それよりもダニカを失う事のほうが怖いって事に気づいたの。『生きて、お願いダニカ、病に負けないで!』と必死でダニカに叫んでいたわ」とカルメンさんは当時を振り返る。
SJSには効果的な治療法がまだ発見されていないため、火傷患者のように痛み止めと傷口の膿を取り除く事しかできないという。そんな過酷な病状であったダニカさんも次第に回復していき、以前のように美しい姿を取り戻し、現在実家で療養中である。
「病院にいた時の記憶はあまりないの。ただ体が燃えるように熱くて、痛かったことだけは覚えているの。退院してからも髪が抜け落ちたり手や足の爪が剥がれたりもしたわ。今でもひどいドライアイに悩んでいるし、何かを飲み込むのに苦労もするの。それにまだ傷跡も少し残っているわ。でもそれは時間が解決してくれると信じているし、今ここにいられる環境をとても感謝しているわ。それにこれからどんどん良くなっていく事が楽しみなの」(ダニカさん)
また症状の原因となった薬についても「薬のパッケージに使用上の注意を書いておくべきだと思うの。そうすれば薬の副作用にすぐ対応できるしね。SJSはとってもまれなケースだと言う事は理解できるけど、私がしたような恐ろしい体験は今後誰一人にも経験して欲しくないからね」と若干19歳にして地獄のような経験をしたダニカさんは語る。薬を処方した医者に対する憎しみや悲壮感も感じさせず、自分の写真を公開してでも新たな被害者を出さないためにインタビューに応える姿勢には感動さえおぼえる。負けるなダニカ! 頑張れダニカ! おっさんは陰ながら君の事を応援してるぞ!
(文=ジョー丸山)
参考:「Daily Mail」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「スティーブンス・ジョンソン症候群」薬の副作用で美少女の姿が変わり果てる悲劇!!のページです。医療、スティーブンス・ジョンソン症候群、副作用、薬、ジョー丸山、皮膚などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで