【人体の驚異】部分的に白人になった黒人女性 ― 「シロナマズ」羅患による壮絶人生とは?
“尋常性白斑”――別名「シロナマズ」とも呼ばれ、皮膚の色素が抜け落ちてしまう、未だ謎に包まれた部分も多い慢性的な皮膚疾患である。体のいたるところに現れて、徐々に広がっていくこの病気は、皮膚病の中でも完治しにくいと言われている。
故マイケル・ジャクソンも患っていた“尋常性白斑”。ある日、黒人少女の足に現れた白斑が、いつの間にか全身へと広がり、皮膚だけでなく少女の人生までも変えてしまった。世間からの偏見に悩みながらも、最新UV治療によって笑顔を取り戻すことができたエピソードを英「Daily Mail」が伝えている。
■偏見に苦しむ17年間

米ロサンゼルス在住のリサ・ジョンソンさん(24歳)は尋常性白斑である。彼女が7歳の時に足に現れた白斑は、体中に広がり続け、今ではリサさんの体の1/3が白斑に侵されている。高校生の時には、その見た目から虐待や陰口など陰湿ないじめにあってきたという。高校生だった彼女は深く傷つき、泣きながら帰宅することも多かったそうだ。しかし彼女の姉が、いつもリサさんをかばい、守ってくれた。リサさんは「私が受けてきたいじめは本当にひどくて、悲しかった。でも私のそばにはいつも誰かがいて、支えてくれた。そのことに今でも感謝しているわ」と語った。
17年間もの間、リサさんはこの“尋常性白斑”を抱えながら、姉や友人と共に乗り越えてきた。近所を歩くだけでじろじろと見られ、社会からも拒絶されていたリサさん。現在でも公共の場では好奇の視線を集め、時に嘲笑されるという。リサさんの友人は「リサの肌をよく見たいがために、興味本位で挨拶しながら近づいてくる人さえいる」と語っている。
■最新ナローバンドUVB治療
体に白斑が現れ始めた17年前まで、人並みの幸せな子供時代を過ごしていたリサさん。現在の彼女は、最新の治療法によって当時の笑顔を取り戻しつつあるようだ。
担当医のパール・グライムス医師は「尋常性白斑は命に別状はないわ。でもリサのこの状態は、生活に壊滅的な影響を与え、肉体や精神面まで蝕んでいると思う」と語った。グライムス医師は、リサさんのために彼女の肌をもう一度着色させる「ナローバンドUVB(紫外線B波)治療」を行っている。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【人体の驚異】部分的に白人になった黒人女性 ― 「シロナマズ」羅患による壮絶人生とは?のページです。マイケル・ジャクソン、病気、医療、福島沙織、UV、シロナマズなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング05:35更新
- ・シンギュラリティは3カ月後!?
- ・イースター島で発見された“奇跡の薬”の"不都合な歴史”
- ・脳内に“タイムマシン”を持つ少女、現る!
- ・AIが84年前の謎を解明か ― “ホロコースト虐殺写真”の犯人がついに判明?
- ・恒星間天体3I/ATLASから“異常な量”の金属を検出、宇宙船説が再燃
- ・地球へ向かう「宇宙船」騒動、その真相は科学者の“おふざけ”だった
- ・ハリウッドに“AI女優”が登場!
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・誰でも“時間を引き伸ばす”能力を持っている?科学が解き明かす「時間拡張体験」の謎
- ・月の裏側に墜落した“UFO”か?「長さ190mの金属物体」
- ・「5万年前、月面に人類文明が存在した」― 失われた“超古代文明”
- ・【戦慄の接近遭遇】埼玉・熊谷上空に現れた巨大な“赤い立方体”UFO! “謎の日焼け”で顔の皮が…
- ・シンギュラリティは3カ月後!?
- ・プーチンお抱え科学者が予言「西側が殺人ウイルスを撒き、LGBTQ思想で人類を滅ぼす」
- ・イースター島で発見された“奇跡の薬”の"不都合な歴史”
- ・脳内に“タイムマシン”を持つ少女、現る!
- ・AIが84年前の謎を解明か ― “ホロコースト虐殺写真”の犯人がついに判明?
- ・恒星間天体3I/ATLASから“異常な量”の金属を検出、宇宙船説が再燃
- ・日本三大怨霊と“怨霊ライン”の謎
- ・地球へ向かう「宇宙船」騒動、その真相は科学者の“おふざけ”だった