「イスラム国」だけではない!! 世界のヤバすぎるテロ組織10

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6. アル・シャバーブ（ソマリア）

画像は「YouTube」より

　ソマリア南部を中心に活動するイスラム過激派組織。内戦による混乱の最中、「アルカイダ」の支援を受けた人物たちが中心となり2007年に結成された。やがて勢力を拡大し、暫定政府軍との戦闘の末、2009年にはソマリア南部の広範囲を支配下に収める。その後、暫定政府側の攻勢やケニアの派兵、他の武装組織などの攻撃により次第に劣勢に立たされはじめるが、「アルカイダ」と合流し、テロ活動を重視する姿勢に移行。2013年にはケニアのショッピングモールを襲撃して67人を殺害、「世界で最も危険なテロ組織」と呼ばれた。

7. ラシュカレ・タイバ（パキスタン）

画像は「YouTube」より

　カシミール地方とパキスタン・パンジャブ州を拠点とする過激派組織。1990年、南アジア全域を支配するイスラム国家の樹立を目指して結成された。インドを敵視し、軍や市民を対象とする攻撃を繰り返している。また近年では、指導層がジハード（聖戦）を呼びかけるなど、インドのみならずアメリカやイスラエルもテロの標的とする意志を示している。カシミール地方とパキスタン国内に、6カ所の軍事キャンプを保有すると伝えられる。

8. ジェマー・イスラミア（インドネシア）

画像は「YouTube」より

　インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、タイ南部、フィリピンを含めた東南アジアを支配するイスラム国家の樹立を目指して結成された。元はインドネシア独立戦争でオランダの支配に抵抗した組織だが、前述の目標を達成するために独立後も大規模なテロを繰り返してきた。2002年、この組織がバリ島のナイトクラブで起こした連続爆弾テロでは、邦人も犠牲となっている。近年では、他のイスラム過激派組織との連携を進めたり、自国政府を「背教的圧制者」として敵視するなど、影響の拡大が懸念されている。

 
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