図らずも、泣きそうになる ― 若き義足の美術家・片山真理が自らを葬る作品展「you’re mine」が与える感動

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 昨年12月18日より、恵比寿のアートスペース「TRAUMARIS」で開かれている美術展が話題になっている。片山真理の「you’re mine」だ。

 片山は今年28歳になる美術家だ。昨年はNHK、Eテレの「バリバラ」で「義足アーティスト」として紹介され、ハウス加賀谷主演のドラマ「悪夢」に出演するなど、活動の幅を広げている。そのため、すでにご存じの方もいるだろう。

 高校生だった2005年に群馬青年ビエンナーレで奨励賞を受賞。美術家としてデビューする以前から、片山は幼い頃に先天的な病で切断を余儀なくされた足、そして義足を身につける自分をモチーフに作品を作り続けてきた。それらはさながら彼女のポートレートだ。

 そして、「you’re mine」は彼女の初の個展でありながら、その一方で「義足の美術家」としての片山を葬る、葬礼の意味合いをはらんでいるように見える。

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