最新型「幽霊探知機」予約販売受付中! 霊界や別次元の存在からのメッセージをキャッチか?
誰もいないのに“人の気配”を感じる――。いわゆる第六感の優れている人にしか気づくことのできない“存在”を簡単にその場で確かめられる装置が登場した。
■「電子音声現象」を集音&録音する
この驚くべき“ゴースト発見機”は超常現象研究家のマッシモ・ロッシ氏によって開発され、「ゴーストアーク(GhostArk)」と名づけられた。人間の目には見えない“ゴースト”を検知する5つの機能を備え、且つポケットサイズと持ち運びに便利な仕様になっている。
「ゴーストアーク」の基本構造である、ふたつのマイクによって、電子音声現象(Electronic Voice Phenomenon 通称EVP)と呼ばれる、音声を集音、記録することでゴーストを発見するというものだ。
EVPとは録音機器に記録された超常現象的、あるいは超自然現象的な声や音のことで、科学では説明不可能なものを指す。典型的なEVPの例としては、その場では聞こえなかったはずの音声が、再生時に音として認識できるケースなどが挙げられる。
このEVPは霊界や別次元から届くメッセージではないかと、古くは20世紀初頭から一部の研究者が注目しており、一説によれば発明王として有名なトーマス・エジソンもEVPを通じて死後の世界との交信をおこなう機器の開発に取り組んだといわれている。このエジソンの研究は、「Instrumental Ttranscommunication」と呼ばれ、現在も超常現象研究家の間で行われている研究だ。
EVPの集音、録音の他にもこの「ゴーストアーク」には、電磁場を測定する機能や、ラジオ周波や「ホワイトノイズ」と呼ばれる雑音を集めて録音する機能に加え、内蔵の温度計が周囲の温度差を識別して記録する機能を備えている。これらの測定値は、“ゴースト”の存在を示す有効なデータとして超常現象研究の世界では広く認められるものだという。
「ゴーストアーク」は今夏に発売予定で、現在メーカーのサイトにて予約受付中である。値段は定価3万円のところ、今、予約すると割引価格の2万4,000円で購入可能。気になる向きはチェックしてみてはいかがだろうか。
■「理解を超えた“もの”の存在を証明する必要がある」
開発に携わったイタリア人の超常現象研究家のマッシモ・ロッシ氏は「我々は科学的なレベルで目に見えない理解を超えたものがあることを知っているし、その存在を証明する必要がある」と英タブロイド紙「Daily Mail」の記事で述べている。この機器を多くの人々が頻繁に用いることで、“ゴースト”の実在を示す客観的なデータを収集、蓄積されるという。さらにロッシ氏はこう続ける。
「ゴーストのように見えなかったり、再現できないものを研究することが私たちの役目。たとえ、どんなに主流の科学者たちから無視されたとしても自分たちは、この主張を貫きます」(マッシモ・ロッシ氏)
はたして「ゴーストアーク」を使って収集したデータで、世を騒がせる“ゴースト”の物証をつかむことができるのか? 今から発売が楽しみである。
参考:「Daily Mail」、「GHOSTARK」ほか
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