メキシコの山中で3体目のミイラを発見! 登山服を身につけておらず…!?

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 今年3月、2体のミイラメキシコ・オリサバ山で今発見された。トカナでも報じたが、この時のミイラは、およそ半世紀前に雪崩で行方不明になった登山者ではないかと推測されていた。しかし、英「Daily Mail(6月6日)」によると、最近になって、その3体目となるミイラが発見されたという……。


■明らかに登山者ではない服装

 首都メキシコシティから車で約5時間、5,610mの高さを誇るオリサバ山で、氷に覆われていた1体のミイラが発見された。だが、今回のミイラは先の2体と決定的に異なる点があった。登山用の服装をしていなかったのである。

thirdmummy1.JPGオリサバ山で3体目となるミイラ 画像は「YouTube」より

 身につけている洋服は登山用とは程遠い高級服で、現地では「過去に起きた飛行機事故で亡くなった被害者の可能性がある」と推測されているという。

 遺体は6月初頭に現地の登山者グループの協力のもと、麓の町まで下ろされた。身元の確認までは至っていないようだが、メキシコのニュースサイト「EL FINANCIERO(6月4日付)」では、市幹部の「1999年に小型飛行機が山に衝突する事故があり、その時にパイロットは発見されていた。だが見つからなかった乗組員がおり、(今回発見されたミイラは)その人ではないか」というコメントを載せている。身元の確認が取れるまでは現地の法医施設に置かれる予定だそうである。

thirdmummy2.JPGオリサバ山 画像は「Wikipedia」より


■オリサバ山 異常気象の影響で氷河溶ける!?

 オリサバ山はメキシコ最高峰であり、世界中の登山愛好家に人気が高い北アメリカで最も高い火山だ。と同時に、山での事故も多発しており、その数は1998年以来50件を超えているという。また、飛行機事故も度々起きており、1998年には4人の隊員を乗せた空軍機が火口に墜落したこともある。

 最近になって立て続けにミイラが発見される背景には、オリサバ山にある、同国最大の氷河が、昨今の異常気象や気候変動により、溶け出してきていることが挙げられるという。今回見つかったミイラも雪解けの進んだ氷河の間から発見されたものだった。つまり、今後も続々と過去の遭難者や事故被害者が見つかる可能性があるということなのだ。

 日本でも夏山シーズンを迎えているが、入山の際は登山届けと入念な準備を怠らないようご注意を。
(文=Maria Rosa.S)

参考:「Daily Mail」、「EL FINANCIERO」ほか

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