【目撃例多数】絶滅したタスマニアタイガーは今もオーストラリア大陸で生きている?

かつてオーストラリアのタスマニア島に生息していた大型肉食獣「タスマニアタイガー」。背中にあるトラのような縞模様からタイガーと呼ばれるが、実際は有袋類のオオカミだった。もともとオーストラリア大陸からニューギニア島に至るまで広く分布していたが、人類の進出に伴い次第に生息域を狭め、大航海時代以降ヨーロッパからの入植者たちによる乱獲と虐殺を経て、1936年に絶滅したと考えられている。しかし、その後もオーストラリアでは目撃情報が後を絶たず、「タスマニアタイガーはどこかで生きている」と考える人は多いのだ。
そして今、「タスマニアタイガーは絶滅していない。しかも(タスマニア島ではなく)オーストラリア大陸で生きている」と断言する人物に注目が集まっている。今月12日の英紙「The Daily Mail」によると、話題の人物とは過去20年間オーストラリア全土でタスマニアタイガーを探し続けてきた専門家、マイケル・モスさんだ。
モスさんによると、近年乗用車のダッシュボードに取り付けるタイプのカメラが普及した結果、生きているタスマニアタイガーの姿を捉えたと思しき映像が増えているという。特に、牧場や田舎道などでの目撃報告が相次ぐ、オーストラリア南東部・ビクトリア州こそ、タスマニアタイガーが生残する可能性が最も高いと考えられるそうだ。今から15年前、モスさん自身も草原をうろつく痩せこけた犬のような生物の撮影に成功しており、それがタスマニアタイガーだったと確信しているとのこと。
「彼らが生きていることを示す決定的な証拠が出てくるまで、もうそれほど時間はかからないでしょう」(モスさん)
実際、絶滅したと考えられていた生物が再発見される事例は、「ハシジロキツツキ」「ピグミーメガネザル」「バーバリライオン」「バーチェルサバンナシマウマ」など、わずかながら存在する。もしもタスマニアタイガーがオーストラリアの広大な自然の中で人知れず命をつないでいるとしたら、私たち人間との「再会」が、昔とは異なる双方にとって喜ばしいものとなるよう祈りたい。
(編集部)
参考:「The Daily Mail」、ほか
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