【閲覧注意】働き過ぎた31歳日本人男性、原因不明の腹痛に襲われて…衝撃の展開!
■胆石症とは?
ちなみに胆石症について軽く説明しておくと、肝臓が分泌する消化液、「胆汁(たんじゅう)」を濃縮・キープしておく器官が胆のうで、この胆汁が何らかの原因で結晶化してしまったものが胆石という。成分や形状・量などは人それぞれというが、そもそも私は胆のうという臓器の役割自体、今回の入院で初めて知るという有り様だった。
なおこの入院期間にも仕事を休むわけにはいかず、先のタレントへのインタビュー原稿を始め、手術日以外は病床でノートパソコンを叩くという、斬新かつ前衛的なスタイルで業務に追われていた。当然社員にも相当苦労を掛けてしまったので、この場を借りてお詫び申し上げます。
■胆のう摘出
入院中には、担当医師から近いうちに胆のうを摘出することも必須だと説明された。えっ、そんな簡単に臓器切っちゃって良いもんなんスか……? と動揺したが、ネットで調べると年間約20万人が切除しており、割とポピュラーな手術なのだという。私の胆のうは胆石のギッシリ具合から「もう長らく機能していないはず」とも告げられ、なるほどそれなら根本的治療として摘出手術は理にかなっていると納得した。総医療費は保険適用で約30万、高額医療費制度により実質負担は10万円もしなかったが。
ところがこの病院とは手術日の予定が噛み合わず、約1カ月後になって別の病院に転移することになった。こちらの病院は入院当日に手術し、翌々日には退院可能ということで、私のスケジュールにもピッタリだったのだ。
■手術は成功したものの…
手術は腹腔鏡という器具が用いられ、お腹の数カ所に切れ目を入れるという開腹手術に比べてダメージが少ないもの(これも常識みたい)。
今回3度目の全身麻酔のもと行われた手術は、無事成功。目が覚めた後、お腹に廃液用のドレーンが突き刺さったままで、これを翌日麻酔なしで引っこ抜かれた時は「フワッ!」と声を出してしまったが。また患部の癒着を防ぐため、とにかく歩くことを心がけてと言われたものの、手術当日は1人で立ち上がることもできない程の痛みだった。結局退院日にも杖がないとロクに歩けない状態で、帰宅にはタクシーを使ってしまった。入院費と合算して約10万円なり。
なお、私は麻酔のため意識はなかったが、付き添いに来ていた妻は切除した胆のう、さらにビッシリと胆石が詰まっている様子まで目の前で見せつけられたという。これがウワサのインフォームド・コンセントというヤツか。
胆石の原因については食べ過ぎ飲み過ぎ、あるいは家系、そして私の場合は仕事のしすぎによるストレスだろう、と複数の医師に説明された。もう痛みに悩まされることはなくなったわけだが、好きでやっていることでもストレスは生じるものなのだな、となぜか他人ごとのように感じている。ちなみに退院から1週間が過ぎた現在も、どうも油物を摂る気にはなれず、いまだに週に2度は食べていたラーメンさえ手を出せずにいるのだった。
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