【警告】桜島大噴火したら「再稼働の川内原発壊滅」「放射性物質入り火山灰が日本全土に飛散」?

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 今月11日、鹿児島県川内市にある川内(せんだい)原発1号機が再稼働した。その直後の15日、52km離れた活火山である桜島で火山性地震が急増し、山体が誇張。噴火警戒レベルが初めて4(避難準備)に引き上げられた。鹿児島市内の3地区には避難勧告が出され、対象の全世帯が避難している。この状況下で懸念されるのが、川内原発は本当に大丈夫なのかということだ。九州電力は「現時点で、影響があるとは考えていない」としているが、後述するように、多くの地震学者はその見解に疑問をもっている。

【警告】桜島大噴火したら「再稼働の川内原発壊滅」「放射性物質入り火山灰が日本全土に飛散」?の画像1画像は「FNNnewsCH」より引用

 南九州は活火山の密集地帯であり、川内原発がある川内市は、桜島、米丸・住吉池、霧島山、若尊、開聞岳、池田・山川といった活火山に囲まれている。そもそも、このような立地に原発を建設すること自体、無理があるのではないだろうか? いま問題となっている桜島について言えば、たとえ大規模噴火したとしても、52km彼方まで火砕流が流れることなど、あり得ないと思われるかもしれない。東京駅から52kmの距離というと、だいたい神奈川県の鎌倉周辺となるため、火山噴火の火砕流がそれほど遠くまで達するのは不可能だという意見をネット上で目にする。だが、実際はそうと言い切れないのだ。


■歴史を見ても、危険すぎることは明確だ!!

 地球の過去の歴史を紐解けば、“カルデラ噴火”または“破局カルデラ噴火”と呼ばれる、地下のマグマが一気に噴出する形式の噴火があり、時にはそれが地球的規模の環境変化や動物の大量絶滅をもたらしてきた。

 日本での破局噴火の例を挙げると、5万2千年前に箱根カルデラの噴火が起きた時には、西は富士川から東は横浜市までも火砕流が流れた。これは、桜島から川内原発までの距離よりも遠くまで火砕流が達したことになる。

【警告】桜島大噴火したら「再稼働の川内原発壊滅」「放射性物質入り火山灰が日本全土に飛散」?の画像2
参考:7300年前の幸屋火砕流と鬼界アカホヤ火山灰
画像は「Wikipedia」より引用

 また、約2万9千年前には、現在の錦江湾(鹿児島湾)北部で超巨大な破局噴火が起こり、姶良カルデラと呼ばれる大きな陥没地(=カルデラ)が形成された。この時には、地表に噴出したマグマが火砕流となり、半径70km以上の範囲を埋め尽くしたというから、現在川内原発がある場所も大きな被害が出たことになる。破局噴火というのは、このように想像を絶する規模になることもあるのだ。

 5月30日に放映された「報道ステーション」(テレビ朝日系列)に出演した鹿児島大学の井村隆介准教授によると、前述の姶良カルデラの破局噴火により、南九州の動植物はすべて死に絶えるという想像を絶する事態になったという。そして、実際に川内原発まで火砕流は達していただろうと主張する。

 そもそも火山噴火により火砕流が原発敷地内に到達する可能性がある場合、「立地不適」とされる。九州電力は今年3月になって、やっとそのことを認めたが、それが起こるのは数万年に一度のことなので、原発稼働中にはそのような事態は起きないだろうという論理で、再稼働を実施してしまった。この点が、火山学者の多くが認めがたい点なのだ。

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