5歳で出産した「史上最年少のママ」 ― 8カ月で初潮、4歳で陰毛…性早熟症の不思議

■ジェラード君の父親は謎のまま

linamedina3.JPG画像は「YouTube」より

 ところで、ジェラード君の父親は誰かというと、いまだ謎となっている。5歳の幼女が妊娠となるとレイプされたと考えるのが妥当だろう。一度、実父が近親相姦を問われて逮捕されたが、証拠不十分で釈放されている。また、この父親を警察に通報したのは、ロザーダ医師とも言われている。

 なお、ジェラード君だが、母親のことは姉だと信じ込まされていたそうだが、10歳の時、学校で「オマエのねーちゃん、かーちゃん」と、からかわれたことで真相を知るところとなった。

 驚くべきことにメディナ一家はその後も、地元でごく普通の生活を営んでいたと聞く。リナちゃんも大きくなってからは病院に事務員として勤めながら学業を終え、また息子も高校まで出してやることができたそうだ。

 その後1972年、彼女が38歳の時にラウル・フラード氏と結婚、2人目の男の子が誕生。実に、33年ぶりの出産だった。しかし、その7年後、長男であるジェラード君は40歳という若さで骨髄を患い、この世を去ることに。ちなみに、この早逝と母親が幼くして出産したこととの因果関係は不明のままだ。

 さて、今年9月23日付の「Mumbai Mirror」の記事によると、リナさんは現在81歳で存命であることが確認されている。ちなみに、次男も存命だ。

 
 このケースは、かつてはギネスブックに「世界最年少で出産したひと」として記録されていたが、現在、その項目自体が削除されている。しかし、リナちゃんの世界記録はいまだに破られていない。数奇な運命に翻弄されたリナちゃんではあるが、残りの人生は穏やかに過ごしていただきたいと切に願うばかりだ。
(文=佐藤Kay)

「The Youngest Mother in The World – Lina Medina」 動画は「YouTube」より

参考:「Wereblog」、「LittleThings」、Mumbai Mirror」ほか

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