21年間の生涯で21人を殺害した伝説の悪童ビリー・ザ・キッドの写真が話題!
“弱気を助け、強きを挫く”の精神で、ヒーロー的存在となっているアメリカ・西部劇時代のアウトロー、ビリー・ザ・キッド。このたび、彼の写真が発見されたのだが、そのあまりの価値(値段)に「これが本当の掘り出し物」と、驚きの声が上がっている。
21歳という短い生涯で、21人を殺したと言われる、無法者・ビリー(本名:ウィリアム・ヘンリー・マッカーティ・ジュニア)。同年代を生きたアメリカの犯罪者、ジェシー・ジェイムズと並び、伝説的な人物として知られ、いまだに世界中から愛されている。アメリカはもとより、日本でも三上博史主演で映画化(ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け)されるほど、悪名高いエピソードを持つビリーだが、神格化されていることも否めず、どのエピソードも定かではない。
しかし、その謎多きビリーを紐解ける可能性を持つ写真が発見された。
2010年、カリフォルニア州の骨董品店で、ある写真を約67セント(当時50~60円)で購入した男性は、写真に写る1人が「ビリー・ザ・キッドに似ている」と専門家に鑑定を依頼。古い貨幣や開拓時代の遺物を販売するケイガンズ・インクによると、依頼された写真は1878年夏、ビリー・ザ・キッドが家族やギャング仲間、恋人とクロケットというゲートボールに似た遊びをしているところを写したものだという。大きさは約10cm×約13cm、カラーはモノクロ。
これまでにビリーの写真として知られる唯一の写真は、1880年にニューメキシコ州フォートサムナーで撮られた約5cm×7.5cmほどの大きさのもので、こちらは2010年に230万ドル(約2.7億円)で落札されている。今回発見された写真は、その倍の大きさだからか、ケイガンズ・インクが500万ドル(約6億円)で売りに出した。また今月18日には、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで2時間にわたり、特集を組んだという。
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