【衝撃】ピラミッドの頂上には“金の玉”が載っていた?古代エジプトの驚天動地の新説を大紹介!!
これらの数値に基づき、ペレス・サンチェス氏はギザの大ピラミッドについて「古代エジプト人が幾何学・測地学・天文学の高度な知識を有していたことを示威するものであり、叡智を一箇所に集約した“百科事典”のような存在だった」と結論づけた。そして頂上部分には、古代エジプトの象徴である「ホルスの目」として直径約2.7m(ネイピア数と同値)の球体が置かれ、四角錐の各面は、白い石灰岩で平らにコーティングされていたに違いないとの結論に至ったのだ。
なお、ギザの大ピラミッドはクフ王によって作られたが、その父である先代のスネフェル王の時代から、数々のピラミッドが建造されている。この点についてペレス・サンチェス氏は、完璧なピラミッドを作るという目標が親から子へと受け継がれ、クフ王の時代に成し遂げられたものと考えているようだ。なお、スフィンクスの建造年代については、現在の定説よりも遥かに昔の出来事だったとしている。
ペレス・サンチェス氏による新説の真偽はわからない。しかし、仮にもギザの大ピラミッドが彼の指摘通りの姿だったとしたら、私たちがこれまで思い描いてきたイメージは大きく覆されることになる。少し前まで、羽毛が生えた恐竜の存在など信じられない時代があったように、私たちが思い描くピラミッドの姿も、今後大きく変貌することになる可能性は十分あるだろう。実にエキサイティングな話である。
(編集部)
参考:「Ancient Code」、ほか
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