【異常事態】スペインに次々と謎の球体が落下?政府がUFO情報隠蔽の可能性も?
■深まる謎、球体落下は一度ではなかった!!
ところが今回の騒動、これだけでは収束しなかった。なんと、最初の事件から5日を経た今月8日、前回の落下地点から目と鼻の先にあるビヤビエハ村で、極めてよく似た球体が再び発見されたのだ。特定の地域に次々と降り注ぐ不思議な球体――これはもはや、完全に異常事態である。スペインの各メディアも、すっかりこの話題で持ちきりになった。
さらに、事件の報道が大きくなるにつれて新事実も判明する。最初の発見があった朝、近隣で7~8つの火の玉が目撃されていることから、この不気味な球体が、今後続々と見つかる可能性が急浮上してきたのだ。
「ロケットや人工衛星の部品とはいえ、通常ほとんどは大気圏突入時に、燃え尽きるはずではないのか……!?」不安に怯える近隣住民の声に応える形で、カラスパラの市長は「一体何が起こっているのか、市民は本当に懸念している」と、スペイン政府に対してもっと情報を公開するよう訴えている。何しろ、今後球体が住宅の真上に落下でもしたら、大惨事になりかねない。
現在、球体の正体についての議論は、政府機関、科学者、地元住民、そして世界のUFO研究家たちを巻き込み、白熱の様相を見せている。なかには、球体の様相が新作の公開を控えた映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する尋問ドロイド「IT-O」に似ているとして、プロモーションの一環ではないかと疑う向きさえあるようだ。いずれにしても、まだ論争に決着はついていない。
実は、謎の球体落下という事態は、昨年に中国・黒龍江省でも起きている。色といい大きさといい、今回の球体とよく似ていた。その際も「UFO」や「人工衛星の残骸」などさまざまな憶測が飛び交い、議論は白熱したが、やがて中国国家宇宙局が捜査に乗り出したことで真相が闇の中に葬られてしまったという経緯がある。この、“政府機関が捜査に乗り出す”こと自体に何らかの陰謀を感じ取るUFO研究家も多いのだ。スペインに落下した不思議な球体の正体について、真実が白日の下にさらされる日は来るのか――? 続報に期待しよう。
(マサコ)
参考:「El Pais」、「The Daily Mail」、「The Daily Mirror」、「UFO Sightings Daily」、ほか
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