【宇宙人特集】「明らかに宇宙人がモデルじゃん!」と叫ばずにはいられない日本の人面石の謎!
■東北の人面石その2「入内の石神様」
もうひとつの人面石は青森県にある「入内の石神様」です。インパクト満点の顔は、ちょっとグロテスク。ナウシカに登場する巨神兵も彷彿とさせます。さらに言えば、先ほど紹介した片倉人面石大明神にも似ていますよね? もちろん造形そのものは異なりますが、元となったモデルが同じような気がするのです。例えれば、同一人物を劇画チックに描写したのが石神様で、アニメ的にデフォルメしたのが人面石大明神ではないか、という感じ。
ちょっとだけこの石神様について説明しておきましょう。大岩の両脇、左眼にあたる部分が天照大神、右眼が月読命(ツクヨミ)をあらわすとのこと。右眼に穿たれた穴に溜まっている水には眼病治癒の霊験ありとされ、かつては月読のヒビ割れから湧水が染み出していたともいいます。
元々は江戸時代、ひとりの杣人(樵など山を生活の場とする人)が発見したのが始まりと伝えられています。霊水の効果もあってか、見た目の怖さにも関わらず地域の信仰を集めていましたが、明治に入ったとたん政府から禁教を申し渡されてしまいました。国家神道を統一せんとする時代に、こんなものを石神として崇めるのは淫祠邪教だと判断されたのですね。その後、明治38年になって、神社としての体裁を整えたおかげでようやく禁教を解かれたようです。
明治初期の廃仏毀釈、民間信仰への弾圧はよく知られたところですが、石神様の信仰を禁じたのは、それだけが原因ではないかもしれません。まさにエイリアンを思わせる造形は、自然石にしては出来すぎです。しかし人工物だとすれば、これだけの大掛かりかつ凝った造形が、当時の技術で作成可能でしょうか? ましてやこの場所は青森県の山奥、現在でも未舗装の山道しか通っていない秘境です。別に青森がド田舎だと言いたい訳ではありませんが、これはいわゆるオーバーテクノロジー。宇宙からの飛来者がもたらしたオーパーツという可能性も十分ありえます。
しかも両眼にあたる部分は、コンパスを狂わせるような磁気異常を示しているとのこと。これは何かしらの機械であることを示しているのでは? その眼から湧くという病気を治す霊水も、ひょっとして高度な科学薬品だったりして……?
ここでひとつの仮説が組み立てられます。「入内の石神様とは、異星人が自らを模して作った巨大ロボットの残骸ではないか!?」という説です。だからこそ明治新政府は、情報の隠蔽を企んだのではないでしょうか。
とはいえ、巨神兵のような見た目とは裏腹に、恐ろしい制圧兵器の類ではなかったろうと考えられます。それならとっくに青森が焦土と化しているはずですし、軍事利用ができなかったからこそ明治政府も禁教を解いたのです。これは兵器ではなく、治療も行うような平和的ロボット、今でいうPepperくんみたいなものでしょう。
さて、山形県・片倉の人面石大明神、青森県・入内の石神様というふたつのミステリーストーンから導かれる推論は次の通りです。
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2024.10.02 20:00心霊【宇宙人特集】「明らかに宇宙人がモデルじゃん!」と叫ばずにはいられない日本の人面石の謎!のページです。宇宙人、吉田悠軌、宇宙人特集、人面石などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで