「オレは世界一の短小」2.5センチの男性器をもつ男の苦し過ぎる人生 まさかの切断も…
男性器の奇形は、世界で自分一人だけなのかもしれないという恐れに支配されてきた人生とは――。
■60年におよぶ“短小コンプレックス”
今年62歳になるスティーブ・ベイカー氏は、尿道下裂と呼ばれる先天的な男性器の奇形の一種を患って生まれてきた。性器の奇形ということで、それを口にすることをためらっていた両親や、兄弟、そして医学的知識の足りなかった医師のために、彼は常に重い自己嫌悪、自己否定、そして全くもって自分に自信が持てないという苦悩のなかで60年近く生きていかなければなかったのである。
イギリスの「Daily Mail」紙などのレポートによると、ベイカー氏がおよそ3年前に、自分の性器の奇形が、世界でベイカー氏一人だけの異常な欠陥であるわけではなく、症状の重軽はあるものの125人に1人という高い確率で発症していることを知り、はじめて心の救済を得たと言っている。
尿道下裂とは、先天的な男性器の発達異常で、尿道が男性器の先端まで届かないままで生まれてきてしまう状態のことで、多くの場合は亀頭の手前の下側に尿道口が開いてしまっていたり、重度の場合は男性器の付け根あたりに開いてしまっている場合もあるという。いずれの場合も、ペニスの奇形を伴うことが多く、下にお辞儀をしているような状態であったり、途中で極端に曲がっていたりする。また、きわめて男性器が小さいミクロペニス状態で生まれてくる場合もあり、そういった場合は半陰陽(インターセクシャル)が疑われることもあるらしい。原因こそまだ不明であるが、早い段階で形成外科的な手術によって修復されてしまえば、ほぼ問題なく成長できるものである。イギリスでも年間1500件を超える修復手術が行われているほどの発症率である。
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