なぜ人間だけアゴ(オトガイ)を持っているのか? 生物学者もお手上げの人体ミステリー

 俳優のカーク・ダグラスやジョン・トラボルタなど、アゴの先が割れている男性はイケメンでセクシーだといわれているが、そもそもこの部分は割れていても割れていなくても、我々人間しか持っていないパーツであることをご存知だろうか。


■“オトガイの謎”に迫る有力な仮説の数々

mentum1.JPGジョン・トラボルタ 画像は「Wikipedia」より

 この人間のアゴの先端部分はオトガイ(頤)と呼ばれ、他の動物にはもちろん、チンパンジーやゴリラにもない人間特有のボディパーツのひとつである。ではこのオトガイは何のためにあり、人間はこのオトガイをどのようにして身につけたのだろうか。

 米・デューク大学のジェームス・パンプッシュ博士とフロリダ大学のデヴィッド・ダーリング博士は、なぜ人間だけにオトガイがあるのかを説明するこれまでの有力な仮説論文を共同で編纂し、先頃、学術誌「Evolutionary Anthropology」で発表している。

 こうしてオトガイの謎に挑んだ先達の仮説の数々が紹介されることになったのだ。しかし端からガッカリさせるようで恐縮だが、パンプッシュ博士らにいわせればどの仮説も「すばらしい仮説ではない」ということだ。

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