ロックバンド人間椅子の和嶋が爆弾発言「UFOに連れ去られて、音楽性が変化した」和嶋慎治インタビュー
■和嶋慎治、UFOに連れさらわれる
――本当に不思議な話がお好きなんですね。心霊体験以外でも、何か特別な体験はされているのでしょうか?
和嶋 これはUFO系の話ですが……僕自身、アブダクションっぽい体験もしてるんですよ。
あれは高校3年の時、「UFOと宇宙」というマニアック雑誌を読んでたのと、受験ノイローゼでおかしくなってたので、すっかりUFOにハマってまして(笑)。
ある夜、深夜2時くらいに部屋で本を読んでいると、すごく眩しい光が窓からさしてきたんです。
なんだ…!?
って外を見たら、目も開けられないほどの光の中に、すごく分かりやすいアダムスキー型UFOが飛んでたんです。
それがいきなり、部屋の中にふっと入ったと思ったら……次の瞬間!
パッと場面が切り替わったんですね。
いきなり自分が部屋の隅っこに移動していて、膝抱えてうずくまってガタガタ震えている……そんな状態で我に返ったんです。
「これはもしかしてアブダクションされたんじゃないか?」とは思ったんですが、その時はもう怖くて怖くて……当時は誰にも打ち明けられなかったですね。ようやく人に言えるようになったのは十年後の二十代後半からです。
■UFO体験で人格が変化、音楽性もガラリと変わる
和嶋 ただ、いまだに退行催眠とかは受けたくないんですよね。何かものすごく恐ろしいものを見せられたような、そんな気がするから。
というのも、それまで高校時代の僕は恋愛ソングばっかり作ってたのに、その日を境に「空が破ける」とか終末系っぽい歌詞にガラリと世界観が変わってしまったんです。やけに歌詞書くのが上手くなったのはいいんですが、父親にも「最近暗くなったな」と言われたり。人格が変わっちゃったみたいなんですよね(笑)。だからUFOに連れ去られた時、地球の終わりみたいなビジョンを見せられたんじゃないかな、と……。その映像がいまだ強烈に残ってるのか、どうしても自分が書く歌詞って世界終末みたいな方向になっちゃうんですよ。
――UFOに連れ去られた体験が、「人間椅子」のルーツとなったのでしょうか……。
和嶋 歌詞の側面については、そう言えるかもしれません。宇宙人のメッセージを伝えるというメッセンジャーの役割を担わされたのかも(笑)。その後も御殿場とかで数回、UFOを目撃してますしね。そういえば青森県はUFOの目撃談が多いところですよ。ちゃんとキャトルミューティレーションなんかもありますし。高校生の時、地元の新聞に「牛の惨殺体が発見される! これはキャトルミューティレーションではないか」というローカル記事まで載ってました(笑)。
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2024.10.02 20:00心霊ロックバンド人間椅子の和嶋が爆弾発言「UFOに連れ去られて、音楽性が変化した」和嶋慎治インタビューのページです。UFO、吉田悠軌、アブダクション、人間椅子、和嶋慎治などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで