学者「宇宙人の監視装置かも…」2017年、25年間謎の物体「1991VG」が地球の側を通過する!

 2017年に地球のそばを通過してゆく、謎の天体「1991VG」。海外メディアが報じる科学者たちの見解とは――。

■1991VGの“ナゾ”

学者「宇宙人の監視装置かも…」2017年、25年間謎の物体「1991VG」が地球の側を通過する!の画像1画像は「YouTube」より

 我々の住む地球に近づいては離れていく、不思議な天体の報告がある。1991年、米アリゾナ大学の天文学者ジェームズ・スコッティ氏によって発見された天体は、西暦にちなみ「1991VG」と名付けられた。以来2016年まで、実に25年の歳月が経過しているにもかかわらず、その全貌はいまだに明らかになっていないという。

 1991VGが謎に包まれている理由は、おおまかに説明するならばふたつある。ひとつは、1991VGが異様に速い自転速度を有する点であり、もう一つは、時間の経過と共に明るさが変化する点である。いずれも他の小惑星には見られない特徴であるため、研究者たちの議論の的となっている。

 さらに、1991VGの公転軌道が、不気味なほどに地球に酷似していることも見逃せない。これらの事実が加味され、一部の専門家は1991VGが人工物ではないかとの疑いを深めていった。

 月面着陸を敢行したアポロ12号のロケット部品ではないかという仮説も打ち出されたが、タイミングの問題から、発見者のスコッティ氏はこれを否定している。ほかに、1991VGが“ソ連製”ではないかと推理する人々もいる。冷戦を通じてアメリカと宇宙開発を競ったソ連が秘密裏に打ち上げたロケットの部品が、1991VGの正体であるという。

「ソ連がアメリカのように強力なロケットを持っていたとすれば、月面への到達を試みるだろうし、失敗時には隠ぺいするに違いない」――。これは海外のネットフォーラムから抜粋された意見のひとつだが、当時の社会情勢を考えると、確かにその可能性は否定できない。

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