【米大統領選】KKKのリーダーがヒラリー候補への支持表明! 「彼女には秘密の“行動計画”がある」

 しかし、トランプからヒラリーへという、表向き極端過ぎる支持候補者の変更の原因は何なのだろうか。そのことで気になるのは、先の2月27日、カリフォルニア州アナハイムでKKKのウィル・クィッグ氏を含むメンバー6人がデモ行進を行った際、30人にも及ぶ地元グループの強襲を受けて乱闘騒ぎが起きている事件だ。デモは中止に追い込まれ、KKK側に重症者が1人出ている。

 ウィル・クィッグ氏も数人に囲まれて手ひどい暴行を受け、手首の骨折、肋骨のひび、膝の脱臼というかなりのダメージを受けたということだ。そしてこの事件の後、KKKというよりはクィッグ氏個人がトランプ支持を撤回し、ヒラリーを支持することを表明したのだ。果たしてこの一件でクィッグ氏に考えを変えさせたものは何だったのか。あるいはこの襲撃が何らかの勢力による企てであり、それに気づいたということなのだろうか。

 今回のKKKのデモを潰す乱闘騒ぎにどのような背後関係があるのかはわからないが、率直に感じてしまうのはKKKの“威光の低下”ではないだろうか。これまでは人々に不気味がられていたKKKが、良くも悪くも“ナメられている”ように見えて仕方がない。一説によれば今日のトランプの人気は“中産階級の没落”が背景にあるといわれているが、暴力団やカルトなどの“特殊な組織”もまたいろんな意味で求心力を失っているのかもしれない。これも壊れゆくアメリカのひとつの兆候なのだろうか。
(文=仲田しんじ)


参考:「Telegraph」、「Joe For America」、「Ano News」、ほか

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