【米大統領選】KKKのリーダーがヒラリー候補への支持表明! 「彼女には秘密の“行動計画”がある」

 両党の候補指名者争いが本格化している米大統領選挙だが、“特殊な”グループからの支持表明には、各候補者も困惑するしかないのかもしれない!?


■KKK元最高幹部がトランプを支持

 アメリカ社会の恥部とも呼ばれる白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」だが、その元最高幹部であるデービッド・デューク氏が、共和党の指名候補争いで現在先頭を走っているドナルド・トランブ氏への支持を同団体のラジオ放送で表明していた。デューク氏は今もKKKのメンバーに強い影響力を持っており「トランプ氏に反対票を投じることは後世への反逆罪である」と、かなりの“ホメ殺し”だったのだ。

【米大統領選】KKKのリーダーがヒラリー候補への支持表明! 「彼女には秘密の行動計画がある」の画像1デービッド・デューク氏(2008年) 画像は「Wikipedia」より

 普通の組織からのサポート表明であれば政治家はこれ幸いにと歓迎するだけだと思うが、この場合はあのKKKである。他の支持者に誤解を与えないためにも、この種の組織からの支持表明について、政治家はきっぱりと“ノー”を言うべきであるとする意見が多数のようだ。

 しかしトランプ氏は、デューク氏の支持表明に対する反応が遅れてしまい、各候補の格好の非難のネタにされてしまったのだ。直接争っているわけではない民主党のバーニー・サンダース上院議員も「アメリカ初の黒人大統領の後任に、KKKを非難できない差別主義者がなれるはずもない」とツイッターで非難している。

 これらの非難に対してトランプ氏は「デューク氏に会ったこともなければ、関わりも一切ない」と否定している。しかしKKKとの関係疑惑をすぐに払拭しなかったトランプ氏を多くのメディアが批判し、ちょっとした“炎上”騒ぎとなったのだ。日本でも政治家と暴力団との関わりは御法度であり、もし発覚すれは大騒ぎになるが、同じようにアメリカではこのKKKとの関わりが致命傷になるということだろう。

■KKKのデモ行進が襲撃され流血乱闘に

 トランプ氏に“フラれた”ことでKKK内で方針が変わったのか、あるいはひょっとして内部分裂の萌芽が現れはじめているのか、その後KKKは改めてヒラリー・クリントン支持を表明している。元最高幹部の前言を翻してまでもヒラリー支持を言い出しているのは、KKKカリフォルニア州支部の代表格の地位を示す“グランド・ドラゴン”のウィル・クィッグ氏だ。実は昨年はクィッグ氏もトランプ支持を表明していたのだが、先頃態度を豹変させてヒラリー支持に回ったのだ。

「我々はヒラリー・クリントンの勝利を望む。彼女は誰に対しても同じことしか言わないが、実は彼女には秘密の“行動計画”がある。彼女は自分がビル・クリントンの妻であり、ブッシュ家に近しく、国務長官を歴任したということから生じる周囲の期待に応えることだけを意識し、言葉を選んで話しているが、実際は大統領になるやいなや“カミングアウト”を行い、本当の素顔を見せることになる」とクイッグ氏は「Telegraph」誌の取材で語っている。そして先頃保守系サイト「Joe For America」が報じたニュースによれば、KKKがヒラリー・クリントン陣営に200万ドル(約2億2000万円)の選挙活動資金を寄付したということだ(匿名での献金)。

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