熊本地震は佐賀の神社がズバリ予見していた! 「粥占い」の的中率がヤバすぎる

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 4月14日以降、熊本地方で震度7の激しい揺れを2度も記録する「平成28年(2016年)熊本地震」が発生した。この地震の前兆現象や予言については、これまでTOCANAでさまざまな形で紹介してきた。しかし、九州の神社のご神示が、今回の熊本地震を発生の1カ月前にズバリ予見していたという驚愕の事実が判明したので、詳細について報告したい。


■大災害をことごとく的中させる“粥占い”

 あなたは、神社で行われる「粥占(かゆうら)」や「筒粥(つつがゆ)神事」と呼ばれるご神事を知っているだろうか? これは、さまざまな穀物を用いて粥を炊き、出来具合からその年の穀物の収穫や世相を占う行事だ。神社によっては、「台風」や「地震」などの災害の有無も占われる。

 特に有名なのは、長野県の諏訪大社で毎年1月15日に行われる「筒粥神事」だが、過去の記事で紹介したように、2011年には意外な結果が出た。この年の「世相」を占った結果、五分満点の「三分五厘」と厳しい結果が出たが、これは「三行半(みくだりはん)」を意味する不吉な凶相でもあった。神官が「今年は怖い1年。過去20年間の中で最も悪い結果が出た」と語るほどだった。そしてその2カ月後、あの東日本大震災が発生してしまったのだ。

 全国各地の神社で行われる粥占は、伝統的に1月15日に行われるところが多い。その頃になると、筆者は各神社の結果をチェックするのだが、前述の諏訪大社の筒粥神事も含めて今年は全体的に「平穏」を示唆する結果が多かった。そのため、「2016年は巨大地震のような大災害については安心かもしれない」と密かに思っていたのだが――迂闊にも、ある神社の粥占の結果を見逃していたのだ。

■佐賀県・千栗八幡宮の「御粥試」が断言していた!

 それは、毎年3月15日に肥前一宮・千栗(ちりく)八幡宮で執り行われる「御粥試(おかゆだめし)」だ。佐賀県三養基郡みやき町にあるこの神社のご神示は、1200年以上の歴史をもち「日本三大粥祭り」の一つに数えられるほどだ。

 一粒ずつ厳選した一升七合の米を、一斗(約18リットル)の水で2月26日に炊きあげ、春祭りのある3月15日に公開、カビの生え具合によって占う。今年は赤、青、黒、白、黄の5色すべてのカビが見られ、1年全体としては十段階中の「八」、おおむね良い年になるだろうとの結果。作物も、おおよそ豊作が期待できると出た。

 ところが、事故については「大いに見ゆ」、地震については「見ゆ」との結果となった。つまり、「今年は大きな地震が起きそうなので注意せよ」とびご神託があったのだ。それからちょうど1カ月が過ぎた4月14日、M6.5の熊本地震が発生し、千栗八幡宮が鎮座する佐賀県みやき町でも震度4を記録した。

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