明治時代を鮮やかに色づけた伝説の写真師「KIMBEI」を知っているかい?
2016.05.23 12:00
■金兵衛写真
その独特な風合いから現在ではアート作品として評価され国内外で写真展が開催され、そのプリントは日本円にして3万から10万円で取引されている金兵衛写真。当時はポストカード的なものであったことからすれば非常に高値で取引きされていると言えよう。それでは、横浜写真を代表する金兵衛の作品をいくつか紹介しよう。
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY世界初のカラーフィルムは米イーストマン・コダック社から1935年に発売された「コダクローム」である。意外かもしれないがカラー写真自体は写真誕生直後から存在していた。それは色の三原色である赤・青・緑を分解して3枚の写真乾板に撮影し、印刷の段階でそれらを重ねあわせてカラー写真に戻す加法混合と呼ばれる手法なのだが、モノクロと比べ非常に高コストであったこともあり広くは普及しなかった。
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARYやはりこの時代も日本といえばゲイシャ、フジヤマというイメージが強かったのだろう。金兵衛写真にはおそらく写真館に設置された富士山の背景をバックに撮影された作品も多く残されている。また「サムライ」写真はやはり人気で、演出がかった写真も多い。それでも富士山をバックに凛と立つサムライの写真は外国人には人気があったのだろう。金兵衛は海外でもわかりやすいように「K.KIMBEI」の名前で写真を輸出していたため、横浜写真ではなく「KIMBEI PHOTO」として海外では知られていた。
IMAGE: NEW YORK PUBLIC LIBRARY関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊明治時代を鮮やかに色づけた伝説の写真師「KIMBEI」を知っているかい?のページです。明治、KIMBEI、彩色、日下部金兵衛などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
UFO・宇宙人最新記事
人気記事ランキング更新
- ・ヴァンガの“2025年予言”が5日に実現!?
- ・謎の元情報機関員“Rhea”が暴露した、6万5000人の移住と隠された文明
- ・死後6日目の95歳女性、「お腹が空いた」と棺桶から脱出して料理中に発見
- ・【怪奇】1940年の写真に「15年後に生まれる子供」が写り込んでいた?
- ・【TOCANA】地震予知・宏観異常現象掲示板(β)公開のお知らせ
- ・ロシアのパスポートをコピーしたら“完全にホラー映画”だと話題
- ・【珍事】酒屋のトイレで“泥酔”したアライグマを発見
- ・天才たちが信じた神秘物質「エーテル」の正体とは?
- ・ソロモン王の「空飛ぶ絨毯」はハイテク兵器だった?
- ・【衝撃】3I/ATLASは16時間ごとに“脈動”している?
- ・ヴァンガの“2025年予言”が5日に実現!?
- ・謎の元情報機関員“Rhea”が暴露した、6万5000人の移住と隠された文明
- ・死後6日目の95歳女性、「お腹が空いた」と棺桶から脱出して料理中に発見
- ・【怪奇】1940年の写真に「15年後に生まれる子供」が写り込んでいた?
- ・【TOCANA】地震予知・宏観異常現象掲示板(β)公開のお知らせ
- ・ロシアのパスポートをコピーしたら“完全にホラー映画”だと話題
- ・【珍事】酒屋のトイレで“泥酔”したアライグマを発見
- ・天才たちが信じた神秘物質「エーテル」の正体とは?
- ・ソロモン王の「空飛ぶ絨毯」はハイテク兵器だった?
- ・【衝撃】3I/ATLASは16時間ごとに“脈動”している?
編集部 PICK UP



