インドの短足手術がヤバすぎる! 164センチが182センチへ…観光客殺到も危険がいっぱい


■“伸脚”手術を受けるさまざまな理由

 この風変わりな手術を受ける人の中には、身長が高くなっただけでなく、自分に自信がもてるようになったと話す人もいる。

 ロシアに住むアレグザンドラ・トランサーさんは10代の頃からモデル志望だったが、身長が164cmしかなくモデルとして通用することはなかった。しかし昨年、どうしても夢が諦めきれずこの手術を受けることに。そして9カ月後には約7cm伸ばすことに成功、今後は182cmまで伸ばす予定だという。

 現在30歳のアレグザンドラさんは、今はもうモデルになるには年を取り過ぎてると自覚したようだが、「これから髪をブロンドに染めるの。そしたら見た目や気分だけでもモデルになれるでしょ」と、うれしそうに語る。

 もちろん、見てくれのためだけに危険を冒す人ばかりではない。中国に住むシュ・ジュアンさん(21歳)は、これまでずっと松葉杖に頼って生きてきた。幼い頃の感染症が原因で左脚の大腿骨がダメージを受け、当時住んでいた村では適切な処置ができなかったため、右脚に比べて左が23cmも短くなってしまったのだ。

 貧しい両親は娘のために一生懸命働き、ようやく2012年に手術代が工面できた。手術は数回に分けて行われ、最初の手術で左右の脚の長さを揃え、次に発育不全に陥った左の膝関節と股関節の置換手術を行った。1年かけ、すべての手術を終えたのが今年の2月。現在はリハビリに励み、まもなく普通に歩けるようになるということだ。

 どのような事情であれ、その人が前向きに生きられるようになるなら、この手術の意義は大きい。ただし、非常にリスキーなので自己責任であることは間違いないだろう。
(文=佐藤Kay)


参考:「Medical Daily」、「Medical Daily」、「Guardian」、「Daily Mail」、ほか

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