中国には256歳まで生きた男が実在した! 結婚23回、子ども200人以上… “超”長寿の秘訣とは!?
漢方医としての仕事を約100年続けた後、薬草の商人に転じた李青曇さん。一生のうちに23回結婚し、200人以上(!)の子どもをもうけた。読み書きは子どもレベルだったというが、周囲からは敬われ、愛される存在だったようだ。彼の周囲の人々は、みな「自分の祖父でさえも子ども時代から李青曇を知っている」と口を揃えたらしい。
しかも、彼は謙虚だった。弟子の証言によると、李青曇さんは500年以上生きている男に出会い、心身の健康を維持するための気功を学んだことがあるため、自分のような者は特別視される存在ではないと考えていたようだ。
■ついに明かされた長寿の秘訣とは!?
1933年、死の床にあった256歳の李青曇さんは「この世ですべきことを、すべてやることができた」という言葉を残して長い長い人生に幕を下ろした。人並み以上に長生きすることが果たして幸せなのかという議論もあるが、彼の言葉は充実した一生を送ることができた喜びで満ち溢れている。
それにしても、読者がもっとも知りたいのは、李青曇さんの“超”長寿の秘訣だろう。特別な呼吸法を身につけていたという説もあるが、生前、ウワサを聞きつけた将軍に自宅へと招待された際、彼は次のように答えている。
「心を落ち着けて、カメのように座り、鳩のように歩き、そして犬のように寝ることです」
心身を平静に保ち、自らを自然の一部として認め、その摂理に従って生きる――とでも解釈するべきか。現代を生きる私たちにとって、実に示唆に富んだ名言といえるだろう。李青曇さんが生きた時代と比べれば、私たちがはるかに多種多様なストレスに晒され、空気も悪く、さまざまな化学物質に囲まれて暮らしていることは間違いない。“超”長寿のためには、それらを凌駕する心身のあり方を学ぶ必要があるのかも知れない。
(編集部)
参考:「TIME」、「Rise Earth」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊中国には256歳まで生きた男が実在した! 結婚23回、子ども200人以上… “超”長寿の秘訣とは!?のページです。中国、長寿、ギネス、公文書、清王朝、漢方薬などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで