「人の顔を識別する魚」から「不死の生物」まで ― 驚異の能力を持つ生物5選
■人やワニを襲ってどこまでも大きくなる魚
ムベンガは、アフリカのコンゴ川水系に生息する大型肉食淡水魚で、通称ゴライアス・タイガーフィッシュとも呼ばれる。“ゴライアス”の名は旧約聖書の大男から取られたもので、平均的な体長は1.5メートル程、重さは50キロにもなる大型の魚だ。
性格はというと、超獰猛で、生息する地域では人間を襲った例が後を絶たない。ワニを襲っているところも目撃されているほどだ。さらには、飛んでいる鳥もジャンプして捕食するという驚異の身体能力も兼ね備えている。さらに、特殊なステロイドホルモンを体内に持っており、環境に応じて自分の体を進化させ、どこまでも大きくなることができるそうだ。なんとも恐ろしい魚である。
■永久の生命を持つ不死の生物
体長1センチほどの生物、ヒドラとは淡水産の無脊椎動物の総称。ヒドラは常に幹細胞と自分の体を再生し続けることができる。つまり、捕食されない限り、自分の体を再生して永遠に生き続けることができるのだ。
また、超強力な再生能力を持つため、体をいくつかに切っても、それぞれがヒドラとして再生することができる。ヒドラの名前の由来は、ギリシア神話の“ヒュドラ”を想像させる姿であることから取られたらしい。恐るべき能力を持つが、まれに生き餌に混じって熱帯魚の水槽に侵入することから、熱帯魚愛好家からは嫌われているらしい…。
(文=須永温士)
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2024.10.02 20:00心霊「人の顔を識別する魚」から「不死の生物」まで ― 驚異の能力を持つ生物5選のページです。ヘビ、ヒドラ、須永温士、アフリカモリアオガエル、テッポウウオ、ムベンガなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで