ミイラ化した船長、殺し合う乗組員、海の怪物襲撃?誰にも説明できない恐すぎる幽霊船10選!
これだけ科学が発達した現在でも、海にまつわる謎は計り知れない。とりわけ幽霊船の話は、まさに深い海のように不気味だ。乗組員が奇妙な失踪を遂げ、永遠に解明されないであろう謎に満ちた幽霊船10隻をご紹介しよう。
10. オーシャン・ウェーブ号(The Ocean Wave)
1975年にオランダ人パフォーマンス・アーティスト、バス・ヤン・アデルは、船艇を使ったパフォーマンスを実行した。それは小さなヨットで米国マサチューセッツ州ケープコッドを出発し、英国コーンウォールのファルマスまで航海する計画であった。いろいろと仕掛けがなされ、出港時には学生たちが船乗りの歌で送り出し、そして無事アデルがファルマスに到着した暁には、残り半分の歌を彼自ら歌う手筈であった。しかし彼は目的地に到着することなく、10カ月後に空のボートだけが見つかった。事故、犯罪、もしくはこのパフォーマンスは彼自身、自殺を隠蔽する目的だったのか――。今となっては全てが謎だ。
9. ハイ・エイム6号(The High Aim 6)
2002年10月、中国船籍の「ハイ・エイム6号」は台湾を出港したが、2003年1月にオーストラリア付近で乗組員がいない状態で発見された。なぜこの船が放棄されたのかは一切不明で、食品も良好な状態で貯蔵されており、移民の密入国を企てた様子もなかった。しかしその後、唯一の生き残りとなる乗組員が発見され、再びニュースとなった。その乗組員によれば船長とエンジニアの2人が乗組員(本人以外)全員を殺害し、2人は自分の国に戻ったということだ。この殺人事件の背後にある理由は全く謎である。
8. ジャン・セン号(The Jian Seng)
「ジャン・セン号」は2006年にオーストラリア水域で、乗組員がいない状態で見つかった。船は綱の巻き上げ機やエンジンが壊れていたが、その他の故障や海賊に襲われた形跡はなかった。しかしその後の調べで、この船に識別番号はなく、この船は一度も正式な登録がされていないことが判明した。またどこからも捜索願が出されていなかった。船内からは多量の米が見つかり、この船は漁船の補給船だと推測された。その海域は不法漁業を行うインドネシア船のメッカであったが、結局どこの国の船かはいまだにわからずじまいだ。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊ミイラ化した船長、殺し合う乗組員、海の怪物襲撃?誰にも説明できない恐すぎる幽霊船10選!のページです。殺人、幽霊船、自殺、海、三橋ココ、難破などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで