月の内部は空洞なのか!? 不自然なほど軽く、叩くと鐘のように響く… 衝撃研究結果
■地球外高度文明による“人工建造物説”も
また、実際に1969年にNASAが行った月震調査(月の地震)では、その振動が約1時間も続いたという記録がとられている。まるで、鐘を叩いた時に、振動が長く続くように月は振動し続けていたのだ。データ及び写真管理担当スーパーバイザーのケン・ジョンソン氏によれば、「月は鐘を叩いた時のように振動しただけではなく、まるで中に油圧ダンパーが入っているように全体的に揺れた」とのことである。このような科学的データに照らせば、月が中空構造であるのではないかという説がいくつも浮上してきても全く不思議はない。
さらには、この月が実は高度に発達した地球外生命体が人工的に創り上げたものであると言う説もある。チリや岩石などで覆われた月の地表から約3マイル(約4.8km)の薄いレイヤーの下には、約20マイル(32km)ほどのチタン、ウラン236、マイカ、ネプツニウム237など、それぞれに高耐性を持つ物質の層があるという。このような物質が月を形成するとは考えられず、それゆえに月が人工建造物であるというのだ。信憑性については何も言うことはできないが、説としてのインパクトは大きい。
その他、月に関して言えば、実際の調査研究の結果としての科学的な学説から、夢の世界の空想論まで、無数に見つけることができる。だいたい、月は自転周期と公転周期とが完全に同期しており、地球から見ると月はいつも同じ方向を見せていることからしても、なにやら怪しいとも言えるのかもしれない。
空気が澄みわたり、月の輝きも一層美しさを増すこれからの季節。そんな月のミステリアスな部分を考えながら、お団子を食べるのもなかなかおつなものかもしれない。
(文=高夏五道)
参考:「EWAO」、ほか
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