イギリスEU離脱もロスチャイルドの陰謀だったのか
イギリスEU離脱もロスチャイルドの陰謀だったのか…! この世がユダヤで回っている証拠が判明

10月13日、イギリスでちょっとした騒動が持ち上がった。イギリスにはマーマイトという国民食があるのだが、イギリスのスーパー最大手のテスコがこの商品のネット販売を中止したのだ。
■EUからの輸入食の販売を中止
マーマイトはたぶんわれわれ日本人には理解不能な味の食品で、一般にはイギリス人がトーストに塗って食べるビールの酵母を発酵させた塩味がきつくかなり臭いペーストなのだ。
なんでそんなものが? と思うかもしれない。まあ日本人がわかるように説明すれば「ある日、大手スーパーが納豆の取り扱いを中止する」と宣言したと思ってもらおう。そう考えるとイギリス人が大騒ぎをしたという話に共感できる気がしてくる。
問題はその理由だ。納豆とちがってマーマイトはオランダから輸入している。これもちょっとややこしいのだが、マーマイトを製造している企業は食品・日用品大手メーカーのユニリーバだ。同社をイギリスの企業だと思っている人も多いのだが、オランダにも本社があって、食品はオランダで製造している。つまりイギリスは国民食のマーマイトをEUから輸入している。
さて、食品大手のユニリーバと、スーパー大手のテスコの間で仕入れ価格についての交渉が決裂して、テスコはマーマイト以外にもユニリーバの食品を(あくまで一時的に)ネットでの取り扱いを取りやめた。これが冒頭の騒ぎの発端だ。
ユニリーバは英国がEUからの離脱を表明して以降、イギリス通貨のポンドが急落したことからマーマイトを含む自社製品の価格引き上げを要求した。これはある意味、当然のことだ。それに対してテスコは、その価格であれば売れないと反発して、インターネットサイトで商品の販売を取りやめた。これも交渉過程ではあってしかるべき交渉術だ。
しかし騒動になったのは「これからこういうことがどんどん起きるんじゃないのか?」と英国国民が考えたからである。マーマイトの騒動は双方が一日で歩み寄って解決したが、この問題が残した爪跡は小さくはなかったようだ。
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