「311を上回る津波」専門家が危惧! “炎の輪”活性化で、本格的な余震“アウターライズ地震”も起きる?
■奇妙にシンクロする”火の輪”
英語では“The Ring of Fire(炎の輪)”と呼ばれる、「環太平洋造山帯」上ではこれまで、大規模な噴火と巨大地震が連動しているかのように、同時期に起こる事例が多く見られている。
例えば、今年4月14日及び16日に震度7が観測されるなど、M7クラスの大地震が頻発した熊本地震であるが、直後の17日に北米と南米の3つの火山が同時に噴火しているのだ。同時に噴火したビジャリカ山(チリ)、コリマ山(メキシコ)、クリーブランド山(米アラスカ)はいずれも“炎の輪”上にある。
さらに南米エクアドルでも16日に、M7.8の巨大地震が発生。死者661人、負傷者16,600人の甚大な被害を被った。震央は太平洋に面したエスメラルダス県ムイスネから南南東約27kmの地点で、やはり“炎の輪”直上。同国では、1979年のトゥマコ地震以来の大規模な地震となったが、37年ぶりに起きた大地震が熊本地震そして北南米の3つの火山が噴火した時期とぴたり重なるのは、とても偶然とは思えないのだ……。
■日本の火山活動期はもうすぐそこ!?
太平洋をぐるりと囲む広範な地域が、連動しているかのような“炎の輪”であるが、ここ最近火山及び地震活動が活発化しているのは日本も同じ。11月22日、福島沖を震源とするM7.4の地震が発生。岩手県、宮城県、福島県、茨城県沿岸に津波が到達したことは記憶に新しい。多くの者に、未曾有の被害をもたらした東日本大震災を想起させたが、あの東日本大震災以降、日本列島各地の火山が活発化していることが各所で指摘されている。日本で起きた出来事を多言語で世界に発信するウェブサイト「nippon.com」が作成した以下のリストを見ていただきたい。
2011年以降、いかに多くの火山が急激に活発化したかがよく分かるが、「nippon.com」の同記事では、どれも爆発規模が小さく、まだ活動期に入ったとは言えないとする専門家の意見を紹介している。そして今現在は、火山爆発指数(VEI)4〜5クラスの巨大噴火が頻発する活動期の準備段階に入っているようなのだ。数百年の間比較的穏やかだった、日本列島中の火山が活動期を迎えたら、壊滅的な被害をもたらすだろうということは容易に想像できる。なにせ近代以降の日本人には未知の領域なのだ……。
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2024.10.02 20:00心霊「311を上回る津波」専門家が危惧! “炎の輪”活性化で、本格的な余震“アウターライズ地震”も起きる?のページです。火山、地震、坂井学、コリマ山、環太平洋造山帯、炎の輪、アウターライズ地震などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで