「ワオ!たまげた」ISSが“4本アームUFO”の撮影に成功?NASAの唐突な配信中断に不信の声も
■予告なく停止される配信、疑われるNASAの関与
物体の正体について、動画にはこれといった説明はない。さりながら、トカナでおなじみのUFO研究家であるスコット・ウェアリング氏が、自らのブログで同動画に関する見解を述べているので紹介しよう。
「この動画には、離れた位置にある、長い腕をもつUFOが収められています。太陽の光をUFOが反射していることから、UFOがそこにあることが分かります。もっとも、NASAがブルースクリーンに切り替えてしまう直前の出来事ですが」(スコット・ウェアリング氏)
ウェアリング氏が言及しているブルースクリーンとは、ライブカメラの映像の配信が予告なく停止されてしまうことを意味している。「配信の停止は意図的なものではなく、信号の途絶による避けられないものだ」とNASAは説明するのだが、ウェアリング氏はこの“言い訳”を鵜呑みにしない。
「NASAはどんどん信用を失っています。彼らは地球外生命体の機密情報を集めているにもかかわらず(決定的な場面は明かさず)、大衆が満足するだけの情報のみ小出しにしている。」(スコット・ウェアリング氏)
彼はNASAの秘密計画により、エイリアンの存在が一部を除いて隠されていると考えているようだ。
■不鮮明な映像には批判の声も
NASAが抱える疑惑はさておき、動画は一般の視聴者にも好評だ。現在までに70万回近く再生され、YouTubeのコメント欄は、おおむね肯定的な意見で占められている。
「ワオ! たまげたね。Streetcap1よ、いい仕事するじゃん」
「これは衛星かな? あるいは中国のスペースステーションかも」
「エイリアンのドローンじゃないかな」
ただし、同動画を記事のネタとして扱った海外メディアでは、手厳しい意見も目に付いた。ある海外メディア記者は、動画が不鮮明であるうえ、出典が明記されていない点に注目し、おもちゃと初歩的なビデオ制作のスキルによってUFOが作り出された可能性を指摘。とりわけ低品質な画質については、コメント欄においてもところどころで議論が交わされていた。
「頼むよNASA、ニコンのクールピクスかGoProのhero4を買ってくれよ。君らの手に入れる映像の品質が想像以上のものになるからさぁ」(コメント欄より)
やはりあらゆるUFOファンにとって、鮮明なUFOの姿を目にすることは悲願であるらしい。
新しいカメラへの置き換えはかなわずとも、多くの未確認飛行物体と遭遇を重ねてきたISSは、来る東京オリンピックのさらに4年後、2024年まで運用が続く見通しだ。これからの8年間で、エイリアンの存在を裏付ける、より決定的な映像が撮影されることを期待したい。
(文=Forest)
参考:「UFO Sightings Daily」、「Snopes.com」ほか
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