2017年10月に惑星「ニビル」が南極を直撃?→地球滅亡? 「“彼ら”は30年間この日のために準備した」
数百年、あるいは数千年に一度のスパンで太陽に近づいてくるという謎の惑星・Planet X、またの名を「ニビル」――。そのニビルの太陽への最接近が今年10月に控えているという。太陽系に姿を現すだけではない。太陽系の星々をかすめ、最悪の場合は地球に衝突するというのだ。
■10月にニビルを含む7つの軌道周回惑星が太陽系に侵入
今年、2017年10月にニビルを含む7つのミステリアスな軌道周回惑星が太陽系に侵入すると主張しているのは、昨年6月に著書『Planet X – The 2017 Arrival』を出版したデイビッド・ミード氏だ。
ミード氏によれば、我々の太陽には双子の兄弟がいて、ニビルを含む一群の惑星は2つの太陽のどちらの引力にも影響されているため、まったく予測できない軌道を描いて我々の太陽系へ接近、侵入してくるということだ。そしてこれらの惑星の軌道は地球の南極に向かっていると伝えている。
地球をはじめ、太陽系の星々にこれらの惑星が接近すれば、当然のことながら各惑星の重力と磁場が変動し大きな混乱を招く。地球に近づくことがあれば、地上では気象変動や隕石の大量落下に見舞われる可能性もある。それどころか、最悪の場合は惑星そのものが地球に衝突することも考えられるという。というよりもむしろミード氏は、ニビルが地球に衝突すると確信していると英紙「Daily Mail」は報じている。
「これらの惑星は現在、地球の南極に向かって進んでいますが、我々の太陽系のシステム外のものであるため軌道の予測がきわめて困難なのです」(デイビッド・ミード氏)
同著を読んだ読者からは、著者がニビルを話題にすることでキリスト教原理主義思想に導こうとする意図があるという指摘も。つまりはニビルの衝突とキリスト教終末論を重ね合わせているということだ。今年10月、惑星衝突というかたちで聖書的な“終末”が訪れるということなのだろうか。
いずれにしても、ミード氏の説明には科学的な裏づけはない。10カ月先にはこの“予言”の真偽はおのずと明らかになるのだが、実は世界のエリート層はこの“終末”の日に備えて万全の準備をしているというのだが……。
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