CIAに選ばれし“6人の超能力者”が戦った“グリル・フレーム計画”全貌が機密文書で公開!! 透視で人質救出も

 かつての米軍の軍事行動で“サイキック作戦”が行われていたことがCIAの公開文書から明らかになった。超能力者部隊は本当に存在していたのだ。


■米陸軍“サイキック部隊”、グリル・フレームとは?

CIAに選ばれし6人の超能力者が戦ったグリル・フレーム計画全貌が機密文書で公開!!  透視で人質救出もの画像1Collective Evolution」の記事より

 情報公開が進むCIAだが、この1月18日に新たに93万点もの過去の機密文書を公開し、これによりオンラインで閲覧することができる文書は合計で約1200万件にも達することになった。

 機密が解かれ、続々とPDF化されてサイト上で公開される文書の数々に一部ではうれしい悲鳴があがっている。しかしながらその文書の多くは門外漢には一筋縄ではいかない組織内の独特の専門用語や語法に満ちていて、実は“発掘作業”のほうは当初の期待に反してかなり難航しているようである。それでも今回の情報公開ではかつて米陸軍の中にあった非公開の組織である“サイキック部隊”についての文書が見つかって注目を集めている

 もちろん、米陸軍に実在したという超能力部隊についてはこれまでもさまざまな言及が紹介されており書籍や映画にもなっているが、今回、一般の目にも触れられるかたちで、公式文書が公開され、その存在が正式に認められることになった。

●前身はMKウルトラ

 米陸軍の“サイキック部隊”に先立つものに、CIAで1950年代初頭から極秘裏に行われていた洗脳実験研究「MKウルトラ計画(Project Mk Ultra)」がある。特に内々に研究が進められていたMKウルトラ計画だったが、折に触れリークされる情報では、人体にきわめて危険な人権無視の過酷な実験が行われていた実態が指摘されたこともあり、1973年に中止され組織は解散。その際に大部分の研究記録文書が破棄された経緯があり実験の全貌はいまだ闇の中にある。

 しかしこの時にMKウルトラ計画が完全に消滅したわけでなく、その研究の一部は場所を米軍内に移し「リモートビューイング研究」として命脈を繋いでいたという。そのひとつが1975年に結成されたコードネーム「グリル・フレーム(Grill Flame)」と呼ばれるプロジェクトだ。

 グリル・フレームには6人の超能力者が参加しており、メリーランド州フォートミードにある古びた建物を拠点に活動していた。今回、資料がCIAに残っていたということは、グリル・フレームは純粋な米陸軍内組織ではなく、やはりCIAや米政府本体が関わる国家的な極秘プロジェクトであったことの証左となる。そしてなんと記録によれば、このグリル・フレームは“実戦”に投入されていたのだ。

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